工場などの設備や家電製品を、あらかじめ決められた順序に従って動作させる制御をシーケンス制御と呼ぶ。
概要
「ボタンを押したら、まずランプが点き、3秒後にモーターが回る」といった
一連の動作のルールを指す。
左図:マイクロスイッチ 右図:リミットスイッチ
マイクロスイッチやリミットスイッチは物体の位置を検出する検出用機器。
物体を検出するレバーやローラ部をアクチュエータと呼び、これに物体が接触することで内部の接点が作動する。
用途に応じて様々な形状のアクチュエータがある。
マイクロスイッチ
マイクロスイッチは、小さな力やわずかな移動量で動作するように設計された小型のスイッチ。
特徴
主な用途
リミットスイッチ
リミットスイッチは、マイクロスイッチを堅牢なケース(金属や樹脂)に収めたもの。
主に産業現場で「物体の動きを制限する」ために使われる。
特徴
主な用途
| 項目 | マイクロスイッチ | リミットスイッチ |
| 主な設置場所 | 機器の内部(基板上など) | 機械設備の外側、生産ライン |
| 環境耐性 | 低い(ケースがないため) | 高い(防水・防塵・耐油) |
| サイズ | 非常に小さい | 比較的大きい |
| 操作力 | 非常に小さい力で動く | ある程度の力が必要 |
アクチュエータの選び方
検出したい物体の動きに合わせて、最適な「形」を選ぶ。
マイクロスイッチ・リミットスイッチの接点図記号
図:光電スイッチ
光電スイッチは物体に接触することなく検出することができる近接スイッチの1つで
投光部および受光部などから構成される。
投光部から出る可視光線や不可視光線(赤外線など)を、受光部で検知することで物体の有無を判断する。
光電スイッチの基本原理
光電スイッチは、光を出す「投光器」と光を受ける「受光器」で構成される。
検出方式の主な3タイプ
用途に合わせて主に以下の3つの方式が使い分けられる。
| 方式 | 特徴 | メリット・デメリット |
| 透過型 | 投光器と受光器を向かい合わせに設置し、間を通る物体が光を遮ることで検出。 | メリット 検出距離が長く 動作が安定している。 デメリット 両側に配線が必要。 |
| 回帰反射型 | 投光器と受光器が一体。反対側にリフレクター(反射板)を置き、戻ってくる光を検出。 | メリット 片側だけの配線で済む。 透明体も検出しやすい。 デメリット 鏡面体だと誤検出しやすい。 |
| 拡散反射型 | 投光器と受光器が一体。物体そのものに当たって跳ね返ってきた光を直接検出。 | メリット 反射板が不要で設置が最も楽。 デメリット 物体の色や材質によって 検出距離が変わる。 |
出力形態(接点について)
電気図面などでよく見かける「動作モード」には以下の2種類がある。
選定のポイント
光電スイッチの接点図記号