電気主任技術者の工事期間中の点検・確認ポイントのまとめ(支持物編)

電気主任技術者の工事期間中の仕事内容

電気主任技術者は、事業用電気工作物の保安監督を行う専門家であり、工場、ビル、発電所、変電所など
様々な場所で電気設備の安全を守る非常に重要な役割を担っている。

仕事内容は多岐にわたるが、その中に工事の監督(点検も含む)業務が存在する。

工事の監督業務:電気設備の設置や改修工事が、関係法令や技術基準に従って
        安全に行われているかを監督する。

電気主任技術者は、新設や増設などの変更工事の際に、施工状況とともに隠ぺい場所や接地極などが電気設備技術基準に適合しているかといった、工事期間中でなければ点検できない部分を重点的に点検する必要がある。

支持物の点検ポイント

支持物とは、木柱やコンクリート柱、鉄柱、鉄塔などを指し、(装柱例下記図参照
支持物の根入れの深さ」「支線のアンカー部分」など、竣工した後は確認できない
(工事中にしか確認できない)が
主な点検箇所となる

参考資料

高圧受電設備規程(JEAC 8011-2020) 一般財団法人 日本電気協会 より一部引用

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