漏電火災警報器受信機は、電気回路における微弱な漏洩電流を検知し、火災の発生を未然に防ぐための設備を指す。
漏電を検知すると警報を発し、関係者に異常を知らせる。
この受信機は1回線型なので、一つの電気回路の漏電を監視するタイプであることがわかる
標準型の定格と性能
| 項目 | 【標準形】表面形 (形AGD-N4) | 【標準形】角胴埋込形 (形AGD-NY4) |
| 警戒回路数 | 1 | 1 |
| 電源電圧 | AC100/200V 50/60Hz | AC100/200V 50/60Hz |
| 公称作動電流 | 50-100-200-400-800mA 5段階切換 | 50-100-200-400-800mA 5段階切換 |
| 動作時間 | 1秒以下 | 1秒以下 |
| 音響装置と音圧 | 電子ブザー内蔵(70dB以上) | 外付ブザー(AC100V 3.4W)付属(70dB以上) |
| 復帰方式 | 自動、手動切換方式 | 自動、手動切換方式 |
| 消費電力 | 常時および動作時 5VA以下 | 常時 5VA以下、動作時 10VA以下 |
| 出力接点(無電圧) | 1c + 1a | 1c |
| 接点容量 | AC200V 0.5A、AC100V 1A (抵抗負荷) | AC200V 0.5A、AC100V 1A (抵抗負荷) |
| 絶縁抵抗 | 100MΩ以上 (充電金属部とケース間) | 100MΩ以上 (充電金属部とケース間) |
| 耐電圧 | AC1,400V 50/60Hz 1min (充電金属部とケース間) | AC1,400V 50/60Hz 1min (充電金属部とケース間) |
| 使用周囲温度 | -10~+40℃ (ただし、氷結しないこと) | -10~+40℃ (ただし、氷結しないこと) |
| 使用周囲湿度 | 45~85%RH | 45~85%RH |
| ヒューズ | MF51ガラス管ヒューズ 0.1A | MF51ガラス管ヒューズ 0.1A |
| 型式承認番号 | 漏受第1~1~1号 | 漏受第1~2号 |
| 質量 | 約430g | 約660g |
集合型の定格と性能
| 項目 | 【集合型】表面形 (形AGD-N42) | 【集合型】角胴埋込形 (形AGD-U2 ) |
| 警戒回路数 | 2 | 1~10 |
| 電源電圧 | AC100/200V 50/60Hz | AC100/200V 50/60Hz |
| 公称作動電流 *2 | 50-100-200-400-800mA 5段階切換 | 50-100-200-400-800mA 5段階切換 |
| 動作時間 | 1秒以下 | 1秒以下 |
| 音響装置と音圧 | 電子ブザー内蔵(70dB以上) | 外付ブザー(AC100V 3.4W) 付属(70dB以上) |
| 復帰方式 | 自動復帰(ただし、漏電表示LEDは復帰スイッチによる手動復帰) | 自動復帰(ただし、漏電表示LEDは復帰スイッチによる手動復帰) |
| 消費電力 | 常時および動作時 10VA以下 | 10回路使用時: 常時 20VA以下、動作時 25VA以下 |
| 出力接点(無電圧) | 1c + 1a | 1a(ユニット出力) 1c(受信機出力) |
| 接点容量 | AC200V 0.5A、AC100V 1A(抵抗負荷) | AC200V 0.5A、AC100V 1A(抵抗負荷) |
| 絶縁抵抗 | 100MΩ以上 (充電金属部とケース間) | 100MΩ以上 (充電金属部とアース端子間) |
| 耐電圧 | AC1,400V 50/60Hz 1min (充電金属部とケース間) | AC1,500V 50/60Hz 1min (充電金属部とアース端子間) |
| 使用周囲温度 | -10~+40℃ (ただし、氷結しないこと) | -10~+40℃ (ただし、氷結しないこと) |
| 使用周囲湿度 | 45~85%RH | 45~85%RH |
| ヒューズ | MF51ガラス管ヒューズ 0.1A | MF51ガラス管ヒューズ 0.5A |
| 型式承認番号 | 漏受第1~3~1号 | 漏受第1~5号 |
| 質量 | 約500g | 約3.4kg |
標準型の内部ブロック図
受信機/形AGD-N4(表面形)
左図:AGD-N4(表面型) 右図:内部ブロック図
受信機/形AGD-NY4(埋込形)
準備中
左図:AGD-N4(埋め込み型) 右図:内部ブロック図
受信機(2回路)/形AGD-N42(表面形)
準備中
左図:AGD-N4() 右図:内部ブロック図
受信機(1~10回路)
左図:受信機(1~10回路) 右図:内部ブロック図
図:検出ユニット(形AGD-UE2)
形AGD-UE2の動作について
●漏電発生時、変流器2次側に電流が誘起され受信機に入力される。
●受信機に入力された電流は電圧に変換され、作動電流整定回路で分圧後、増幅回路に入る。
●基準電圧を超えた入力は、増幅回路で増幅されスイッチング回路を経て出力リレーを駆動する。
●出力リレーの動作により警報ブザーが鳴動するとともに、漏電表示ランプが点灯する。
●復帰方式選択スイッチを「自動」にした場合には、漏電がなくなると受信機は自動的に復帰する。
(形AGD-N4、-NY4)
●集合型(形AGD-N42、-U2)は消防法により、漏電がなくなると受信機の出力リレーは
自動的に復帰するが、漏電表示LED(赤)は復帰スイッチによる手動復帰となる。
また形AGDU2において、受信ユニット(形AGD-UE2)の内部スイッチにより
漏電時、出力リレーを自己保持させることが可能。
左図:形AGD-N4 右図:形AGD-N42
左図:形AGD-NY4 右図:形AGD-U2
図:第2種接地線に取りつける場合の接続図
高圧需要家などで絶縁トランスがあり、2次側接地を構内で取る場合
回路電流が大きくても接地線に変流器を設置すれば、50~100A定格の変流器で十分となる。
制御電源回路には必ず警報器専用開閉器を取りつけること。
1台で2台分の機能を発揮する形AGD-N42(集合型2回路)の例
形AGD-NY4(角胴埋込形)および形AGD-N4(表面形)
形AGD-UE2(形AGD-U2角胴埋込形用受信ユニット)
動作値測定
図:試験回路
上図の試験回路において、形AGDの整定タップに応じて試験器を適当な抵抗レンジを選択する。
例)200mA整定時は抵抗レンジを0.5A(500mA)に整定して測定
スライダックを操作して電流を変化させ、電流計を読みとることによって
漏電火災警報器の動作値を知ることが可能。
変流器と組み合せた場合の作動電流範囲は公称値の42~100%。
試験スイッチによる確認試験
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ホームページ:AGD – Misumi 一級漏電火災警報器AGD より一部引用