オムロン製漏電火災警報器受信機AGD-4シリーズ の特性まとめ

漏電火災警報器(受信機)についての概略

漏電火災警報器受信機は、電気回路における微弱な漏洩電流を検知し、火災の発生を未然に防ぐための設備を指す。
漏電を検知すると警報を発し、関係者に異常を知らせる。

この受信機は1回線型なので、一つの電気回路の漏電を監視するタイプであることがわかる

オムロン製漏電火災警報器受信機AGDシリーズ の定格と仕様

標準型の定格と性能

項目【標準形】表面形 (形AGD-N4)【標準形】角胴埋込形 (形AGD-NY4)
警戒回路数11
電源電圧AC100/200V 50/60HzAC100/200V 50/60Hz
公称作動電流 50-100-200-400-800mA
5段階切換
50-100-200-400-800mA
5段階切換
動作時間1秒以下1秒以下
音響装置と音圧電子ブザー内蔵(70dB以上)外付ブザー(AC100V 3.4W)付属(70dB以上)
復帰方式自動、手動切換方式自動、手動切換方式
消費電力常時および動作時 5VA以下常時 5VA以下、動作時 10VA以下
出力接点(無電圧)1c + 1a1c
接点容量AC200V 0.5A、AC100V 1A
(抵抗負荷)
AC200V 0.5A、AC100V 1A
(抵抗負荷)
絶縁抵抗100MΩ以上
(充電金属部とケース間)
100MΩ以上
(充電金属部とケース間)
耐電圧AC1,400V 50/60Hz 1min
(充電金属部とケース間)
AC1,400V 50/60Hz 1min
(充電金属部とケース間)
使用周囲温度-10~+40℃
(ただし、氷結しないこと)
-10~+40℃
(ただし、氷結しないこと)
使用周囲湿度45~85%RH45~85%RH
ヒューズMF51ガラス管ヒューズ 0.1AMF51ガラス管ヒューズ 0.1A
型式承認番号漏受第1~1~1号漏受第1~2号
質量約430g約660g

集合型の定格と性能

項目【集合型】表面形 (形AGD-N42)【集合型】角胴埋込形 (形AGD-U2 )
警戒回路数21~10
電源電圧AC100/200V 50/60HzAC100/200V 50/60Hz
公称作動電流 *250-100-200-400-800mA
5段階切換
50-100-200-400-800mA
5段階切換
動作時間1秒以下1秒以下
音響装置と音圧電子ブザー内蔵(70dB以上)外付ブザー(AC100V 3.4W)
付属(70dB以上)
復帰方式自動復帰(ただし、漏電表示LEDは復帰スイッチによる手動復帰)自動復帰(ただし、漏電表示LEDは復帰スイッチによる手動復帰)
消費電力常時および動作時 10VA以下10回路使用時:
常時 20VA以下、動作時 25VA以下
出力接点(無電圧)1c + 1a1a(ユニット出力)
1c(受信機出力)
接点容量AC200V 0.5A、AC100V 1A(抵抗負荷)AC200V 0.5A、AC100V 1A(抵抗負荷)
絶縁抵抗100MΩ以上
(充電金属部とケース間)
100MΩ以上
(充電金属部とアース端子間)
耐電圧AC1,400V 50/60Hz 1min
(充電金属部とケース間)
AC1,500V 50/60Hz 1min
(充電金属部とアース端子間)
使用周囲温度-10~+40℃
(ただし、氷結しないこと)
-10~+40℃
(ただし、氷結しないこと)
使用周囲湿度45~85%RH45~85%RH
ヒューズMF51ガラス管ヒューズ 0.1AMF51ガラス管ヒューズ 0.5A
型式承認番号漏受第1~3~1号漏受第1~5号
質量約500g約3.4kg

オムロン製漏電火災警報器受信機AGDシリーズの内部ブロック図

標準型の内部ブロック図

受信機/形AGD-N4(表面形)

左図:AGD-N4(表面型) 右図:内部ブロック図

受信機/形AGD-NY4(埋込形)

準備中

左図:AGD-N4(埋め込み型) 右図:内部ブロック図

受信機(2回路)/形AGD-N42(表面形)

準備中

左図:AGD-N4() 右図:内部ブロック図

受信機(1~10回路)

左図:受信機(1~10回路) 右図:内部ブロック図

図:検出ユニット(形AGD-UE2)

形AGD-UE2の動作について

●漏電発生時、変流器2次側に電流が誘起され受信機に入力される。
●受信機に入力された電流は電圧に変換され、作動電流整定回路で分圧後、増幅回路に入る。
基準電圧を超えた入力は、増幅回路で増幅されスイッチング回路を経て出力リレーを駆動する。
●出力リレーの動作により警報ブザーが鳴動するとともに、漏電表示ランプが点灯する。
●復帰方式選択スイッチを「自動」にした場合には、漏電がなくなると受信機は自動的に復帰する。
(形AGD-N4、-NY4)
●集合型(形AGD-N42、-U2)は消防法により、漏電がなくなると受信機の出力リレーは
自動的に復帰するが、漏電表示LED(赤)は復帰スイッチによる手動復帰となる。
また形AGDU2において、受信ユニット(形AGD-UE2)の内部スイッチにより
漏電時、出力リレーを自己保持させることが可能。

オムロン製漏電火災警報器受信機AGDシリーズの端子図

左図:形AGD-N4 右図:形AGD-N42

左図:形AGD-NY4 右図:形AGD-U2

変流器出力k、lは、受信器入力端子Z1、Z2のどちらに接続して
も問題ない。

オムロン製漏電火災警報器受信機AGDシリーズの外部接続例

図:第2種接地線に取りつける場合の接続図

高圧需要家などで絶縁トランスがあり、2次側接地を構内で取る場合
回路電流が大きくても接地線に変流器を設置すれば、50~100A定格の変流器で十分となる。

制御電源回路には必ず警報器専用開閉器を取りつけること。

オムロン製漏電火災警報器受信機AGDシリーズの各部名称とはたらき

1台で2台分の機能を発揮する形AGD-N42(集合型2回路)の例

形AGD-NY4(角胴埋込形)および形AGD-N4(表面形)

形AGD-UE2(形AGD-U2角胴埋込形用受信ユニット)

オムロン製漏電火災警報器受信機AGDシリーズの試験方法

動作値測定

図:試験回路

上図の試験回路において、形AGDの整定タップに応じて試験器を適当な抵抗レンジを選択する。
例)200mA整定時は抵抗レンジを0.5A(500mA)に整定して測定

スライダックを操作して電流を変化させ、電流計を読みとることによって
漏電火災警報器の動作値を知ることが可能。

変流器と組み合せた場合の作動電流範囲は公称値の42~100%。

試験スイッチによる確認試験

参考資料

chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://jp.c.misumi-ec.com/book/OMR1_E01_MJP/pdf/0393.pdf
ホームページ:AGD – Misumi 一級漏電火災警報器AGD より一部引用

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