避雷器(LA)の選定方法まとめ

避雷器(LA)とは

電路と大地間に設置され、一定以上の電圧の雷サージが加わると動作して、そのサージ電流を大地に流す。
電路の過電圧が抑制されるので電気機器が損傷するのを防止できる。

避雷器の選定方法

定格電圧

公称電圧 6.6kV の回路であれば、定格電圧 8.4kV を選定する。

汚損区分

海岸から10km以内は対塩用、それ以外は一般用を選定

https://www.otowadenki.co.jp/cms/wp-content/uploads/catalog/#target/page_no=137
音羽電気 総合カタログより画像引用

特に塩害の多い地域では重耐塩用を使用する

公称放電電流

公称放電電流には2.5kA、5kA、10kAの3種類ある。

6.6kV で受電する需要家の場合、配電線路に発生する雷電流のほとんどは 1000A 以下なので
通常は公称放電電流 2.5kA の避雷器が使用されていることが多い。
しかし、特に雷害が多い地区では 5kA の避雷器を設置される場合もある。

公称放電電流とは、避雷器の保護性能及び原状復帰性能を表現するために用いる放電電流の規定値で、所定波形の雷インパルス電流の波高値で表示する。

上図避雷器の放電電流記録より、避雷器放電電流のほとんどは1000A以下である

通常は1000A以下の直近上位である2.5kAの公称放電電流を選定する。

冬季に雷が多く発生する日本海側や雷の多い山岳地帯、機械の破損が重大な事故につながる物件では
公称放電電流5kAや10kAの避雷器を設置が推奨される(安全性確保のため)

名無し管理事務所

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