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避雷器(LA)とは
電路と大地間に設置され、一定以上の電圧の雷サージが加わると動作して、そのサージ電流を大地に流す。
電路の過電圧が抑制されるので電気機器が損傷するのを防止できる。
避雷器の選定方法
汚損区分
海岸から10km以内は対塩用、それ以外は一般用を選定
https://www.otowadenki.co.jp/cms/wp-content/uploads/catalog/#target/page_no=137
音羽電気 総合カタログより画像引用
特に塩害の多い地域では重耐塩用を使用する
公称放電電流
公称放電電流には2.5kA、5kA、10kAの3種類ある。
上図避雷器の放電電流記録より、避雷器放電電流のほとんどは1000A以下である
通常は1000A以下の直近上位である2.5kAの公称放電電流を選定する。
冬季に雷が多く発生する日本海側や雷の多い山岳地帯、機械の破損が重大な事故につながる物件では
公称放電電流5kAや10kAの避雷器を設置が推奨される(安全性確保のため)
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