結論:変圧器の需要状態を管理するため
需要状態について
需要状態:時期や時間においてどの程度使用されているかの状態
需要状態が年間を通してどうなっているのかを把握する。
(通常は夏の冷房時期、冬の暖房時期にピークが存在する)
記録するメリット
改修工事において電気容量が増加する場合、既存の変圧器を取り換えるべきか、現状維持でよいかの判断目安になる。
増加する負荷を、どの変圧器に振り分ければよいか考えるときに役だつ
判断方法
各変圧器には定格電流があり、この範囲で使用しなけらばならない。
変圧器の年間最大電流値に新しい負荷をプラスして、この定格電流値におさまるか、超過するかを判断できる。
=日々のデータ取りによって、設計に役立つ。
自家用電工作物の疑問解決塾2 p131 変圧器に関するなぜ より画像引用