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通常の月次巡視点検業務の内容と報告

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作業内容

契約時の作成された保安規定に基づき、個人事業主の場合は自身が作成したもの、保安法人などに勤務している場合は会社指定の点検シートを用いて実施し、点検結果を記載して設置者に提出し、内容の説明を行う。
設備の改修、改善の必要な場合は、その旨の説明を加える。
書式の副本(写)に設置者の受領印を頂き、従事者がこれを保管すること。

主な点検内容と項目

基本的に、施設の運転中(活線状態)に点検・測定・試験を実施する。基本的な点検内容は次の通り。

内容     

  • 外観点検
  • 漏洩電流測定
  • 電圧・電流測定

点検する高圧機器は、開閉器・変圧器・配電盤・制御盤・外箱・接地装置などの外観点検を実施する。


外観点検=運転中の施設を5感や温度計などを使って点検すること


例:外箱の損傷や機器の異音・異臭、配線の過熱、取り付け状態を確認したりすること
  また、月次点検では変圧器の漏洩電流測定、配電盤の電圧・電流測定なども実施。

設置者への問診

電気機器を使用している従事者及び設置者に、日常巡視において異常などが生じてなかったか否かの問診を行う。

異常があった場合には、電気主任技術者の視点から点検を行い、問診で得た情報から月次点検に活用していく。

問診による情報は、身近な電気使用場所の負荷設備に関する情報がほとんどである。

機器増設などが実施された場合は、竣工検査同様の点検を実施し、施工不良がないかの確認を行うこと

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