河村電器産業のサブステーションコンポ(Substation COMPO)は
電気室向けのフレーム式高圧受変電設備のこと。
従来の受変電設備に比べ、搬入のしやすさや施工の効率化、省スペース化を主な特長としている。
サブステーションコンボは、電気室に必要な機能をユニット化し
工場で組み立て・検査を行う「コンポーネント工法」を採用しており
現場での作業負担を大幅に軽減することが可能になっている。
サブステーションコンポは、特にマンションの一括高圧受電向けや
電気室のリニューアルが必要な現場で、その搬入・施工の容易さからメリットを発揮する製品。
キュービクル形
受電設備の一種であるキュービクル式高圧受電設備のことで
多くの施設で採用されているポピュラーな設備。
電力会社から供給される6,600V(高圧)の電気を、施設内で使用できる100Vや200V(低圧)に
変換するために必要な機器一式を、金属製の箱(筐体)に収めたもの
メリット
デメリット
開放形
高圧受電設備における開放形(オープン式)は、受変電に必要な機器類を金属製の箱に収納せず
鉄骨やパイプで組んだフレームの基礎上に、機器を露出した状態で設置する方式。
現在、多くのビルやマンションでは安全で省スペースなキュービクル式(閉鎖型)が主流だが
開放型は主に大容量の電力を使用する大規模な工場や、電力会社・鉄道会社の施設などで採用されることが多い。
メリット・デメリット
分割搬入・省施工
自由な配置と改修への対応
メンテナンス性の向上
製品ラインナップや容量によって異なりますが、一般的な仕様の例として以下のものが挙げられている。
トランス盤と低圧配電盤の配線は、原則として現地での施工となる
新電気2023年6月号 開発秘話 河村電器産業 サブステーションコンボ より引用
https://www.kawamura.co.jp/substation
分割して搬入できる受変電設備 SUBSTATION COMPO(サブステーションコンポ) より引用