地絡事故が発生すると事故回線では事故電流が電源側から負荷側に向かって流れる。
一方、ほかの回線では、事故電流が負荷側から電源側に向かって流れる。
GR/OCGRのように地絡電流の大きさだけで地絡事故を検出すると、設備内の地絡事故だけでなく、設備外の事故を誤検出(もらい事故)する場合がある。
一方、DGRは、零相電圧Voと、零相電流Ioから地絡電流の方向(位相)を検出できるため、事故が発生した回線のみを遮断することができる。
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.fa.omron.co.jp/data_pdf/commentary/protectiverelays_tg_j_1_1.pdf
保護継電器 技術解説 より引用