保護継電器・保護協調– category –
OCR・GR・DGR・OVGR・UVRなど高圧受電設備の保護継電器の仕組みと試験方法、過電流・地絡の保護協調の考え方をまとめたカテゴリです。電気主任技術者や継電器試験を行う実務者に向けた内容です。三菱電機・オムロン・光商工などメーカー別のリレーの試験方法と特性、ムサシインテック製GCR-miniVSなど試験器の使い方、PAS用のSOG制御装置、電流トリップ補助箱を扱っています。試験時の逆昇圧の危険性や、短絡・地絡の基礎知識も解説しています。
代表的な記事
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保護継電器・保護協調
相関短絡についての備忘録
高圧受電設備(キュービクルなど)における「相関短絡(そうかんたんらく)」は高圧電路の異なる相の電線(例えばR相とS相、あるいはS相とT相など)同士が非常に低い抵抗値で直接つながってしまう(ショートする)現象のこと。 高圧受電設備における事故の... -
保護継電器・保護協調
三菱製 過電流継電器(MOC-E1V-R)の試験方法と特性のまとめ
過電流継電器とは 三菱製 過電流継電器(MOC-E1V-R)の特徴 ⚫️保護協調のとり易い、動作時間特性の実現 a. 限時要素は、超反限時特性 b. 瞬時要素は、 ⚫️自己監視機能により、信頼性の向上 正常時には、リレー正面のLED(RUN)が点灯する。 ⚫️多彩な表... -
保護継電器・保護協調
三菱製SOG(D801-CL)の取扱方法まとめ
SOG(方向性地絡継電器)について DGRは、地絡事故を検出して電気回路を保護する継電器の一種.主な特徴として地絡電流の大きさに加えて、その方向(位相)を検出できるが挙げられる。これにより、事故が発生した方向を特定し、自らの構内で発生した地絡事... -
保護継電器・保護協調
電流トリップ補助箱についての基礎知識まとめ
受変電設備の遮断器(VCB)などを電流引きはずし方式(CT引きはずし)で動作させるために不可欠な設備の1つ。 これらは、停電時や制御電源(AC/DC電源)がない状態でも事故電流そのものを利用して遮断器をトリップさせるための重要な役割を持っている。 ... -
保護継電器・保護協調
オムロン製不足電圧継電器K2VU-S2についての取り扱い方法まとめ
不足電圧継電器(UVR)について 異常電圧の原因として電路や設備の短絡による電圧低下や発電機などによる電圧上昇などの事故などがある。電圧継電器は電圧変動に応じて、電圧があらかじめ設定した状態に達した時、これを検出して動作する継電器のこと動作... -
保護継電器・保護協調
三菱電機製無方向性地絡継電器 MGR-1V形 取り扱い方法まとめ
無方向性地絡方向継電器(HGR)の概略 HGR(High Grand Relay) 保護目的:漏電・波及(もらい)事故の相互防止 地絡継電器(HGR)とは 電気設備の電路や設備で絶縁劣化や樹木などとの接触、低圧電源との接触(混触)の発生時には、感電や機器故障が想定され... -
保護継電器・保護協調
誘導円盤形過電流継電器(OCR)の基礎知識まとめ
過電流継電器とは 誘導円盤形 過電流継電器についての概略 電流コイルとアルミ円板を組み合わせて電流コイルを整定値以上の電流が一定以上流れると電磁力によってアルミ円板が回り接点を動作させる構造となっている。1980年代までは広く使用されていたが... -
保護継電器・保護協調
光商工製電流トリップ補助箱(CF-15A)の取り扱い方法まとめ
電流トリップ補助箱(CF-15A)の役割 電流トリップ(引き外し)方式の遮断器を用いる時地絡継電器(HGRやDGR)を組合せて電路を保護するために使用される※地絡継電器の多くが電圧引き外し方式であり、電流トリップ補助箱を用いなければ 遮断器の引き外し... -
保護継電器・保護協調
PASのトリップコイル絶縁抵抗判定基準の備忘録
結論:PASのトリップコイルの絶縁抵抗は「20MΩ以上で良」「1MΩ以下で不良」が判定の目安。 絶縁抵抗値判定20MΩ以上良1MΩ以下不良 ※コイル自体の抵抗値(断線チェック)の正常値はメーカーごとに異なるため、取扱説明書で確認する。 PAS(柱上気中負荷開閉... -
保護継電器・保護協調
継電器試験時に起こる逆昇圧の危険性についての備忘録
高圧受電設備(キュービクルなど)において「逆昇圧」は電気主任技術者や電気工事士が最も警戒すべき現象の一つとなる。 逆昇圧の仕組み(トランスの「逆作用」) 通常、変圧器は「高い電圧(6600V)を低い電圧(100V/200V)」に変えるためのものだが電気...