電気事故– category –
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地絡過電流継電器が誤動作(もらい事故)を起こす理由の備忘録
ケーブルが長いことが誤動作につながることが多いケーブルが長い=静電容量が大きい 地絡事故が起きると、静電容量に対して分流される。 静電容量が大きいほどインピーダンスが小さくなるので、 ●IC1 ●IC2 静電容量が大きい方に地絡電流が多く流れるため、... -
電気主任技術者の電気取り扱いの危険性についての備忘録
感電の概要 電気は、五感だけで感電という危険が伴っていることを察知することが難しく感電災害は、一瞬の過ちで発生し、一時災害のみならず二次災害の可能性も高くきわめて重大な結果を招くことになる特性をもっている。電気取扱作業に従事する者は、... -
電気主任技術者が行うべき安全作業事項まとめ
電気主任技術者の役割 自家用電気工作物の自主保安を確保するため、「保安規程」に基づき、設置者の電気スタッフとして、主に次の業務を行う必要があります。 ① 電気設備技術基準への適合を維持するため、電気工作物を定期的に巡視、点検、測定および試験... -
高圧零相電流器(ZCT)の向きについての備忘録
高圧零相電流器(ZCT)とは 高圧零相電流器(ZCT)の原理について 高圧零相電流器(ZCT)の向きについての備忘録 高圧零相電流器(ZCT)には向きが存在しており電源側をK側負荷側をL側としており、ZVTにも刻印がされている。(下記参照) K側は電力会社側L側... -
VCBの「52a」についての備忘録
VCBとは 真空遮断器(Vacuum Circuit Breaker)のことで、高圧回路で使用される遮断器の一種 異常電流を遮断して回路や電気機器を保護する役割を担っており、コストが低く、安全性も高いため高圧受変電設備の多くで採用されている。 VCBの「52a」とは VCB... -
避雷器の種類(ギャップ付きとギャップレス)の違いのまとめ
避雷器(LA)とは 電路と大地間に設置され、一定以上の電圧の雷サージが加わると動作して、そのサージ電流を大地に流す。電路の過電圧が抑制されるので電気機器が損傷するのを防止できる。 避雷器の種類 避雷器は大きく分けてギャップ付きとギャップレスの2... -
避雷器の動作原理のまとめ(図式による解説)
避雷器(LA)とは 電路と大地間に設置され、一定以上の電圧の雷サージが加わると動作して、そのサージ電流を大地に流す。電路の過電圧が抑制されるので電気機器が損傷するのを防止できる。 避雷器の動作 通常時 商用電圧が印加されているときは絶縁状態と... -
PASの竣工検査時外観点検のチェック箇所
①PAS底蓋にVT内蔵を確認 ②電源線P1、P2の結線確認 P1と印字されている黒線が SOG の P1 にP2と印字されている白線が SOG の P2 に接続されていること。SOG の P1 と P2 から渡し線で別の機器の電源供給がされていないことも確認。 接続間違いによって起こ... -
経年劣化の原因と対策のまとめ
定義 時間の経過とともに、製品の品質や機能が低下すること 機器の使用期間と事故率の関係 機器の新設当初は、施工不備による故障やトラブルが多く発生するがその後、トラブルや故障は大幅に減る(初期故障期→偶発故障期) 機器の耐用年数が経過したところ... -
停電発生時の原因調査(フローチャート付)
停電種別の確認フローチャート 停電種別の各対応方法について 受電電圧の確認 停電発生時に最初に確認することは、受電電圧の確認。電圧計を設置している場合はそれを用いて確認、未設置の場合は高圧用検電器で確認を行うこと。 受電電圧が三相とも正常の...
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