電気保安– category –
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認定キュービクルと推奨キュービクルの違いについての基礎知識まとめ
認定キュービクルと推奨キュービクルの違いは「消防法上の『非常用電源』として使えるかどうか」が大きな違いとなる。 大まかなイメージ 認定キュービクル 消防法対応のキュービクル。スプリンクラー等の非常電源として必須。 推奨キュービクル高品質で安... -
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直流高圧絶縁測定におけるキック電流現象の有無や成極指数、弱点比、不平衡率の判定方法まとめ
キック電流現象の有無の判定 キック電流現象とは、高圧の直流電圧を印加した際に一時的に測定電流が急増する現象を指す。これは主に、測定対象の絶縁物に水分が含まれていたり、ひび割れなどの重度の欠陥がある場合に発生する。 判定方法 絶縁抵抗測定を開... -
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高圧カットアウトヒューズの着脱方法の備忘録
高圧カットアウトとは PCやPCS(Primary Cutout Switch)ともよばれる。 高圧配電線路や高圧受電設備に設置される開閉器の一種 小容量の機器(300kVA以下の変圧器や50kvar以下の進相コンデンサなど)の開閉器に使用される。 磁気性の本体と蓋で構成されてい... -
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電線の太さをあらわす「sq」と許容電流の関係の備忘録
電線の太さを表す「sq」は、日本のJIS規格やJCS規格で規定されている単位で一般的に「スケア」と読む。「sq」は電線の導体(芯線)の断面積を示す単位となる。 SQ(スケア)の基本的な知識 sqの意味と語源 SQは「square millimeter(平方ミリメートル)」... -
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配線設計についての基礎知識まとめ(低圧幹線の施設について)
配線設計は、解釈第148条「低圧幹線の施設」に基本的なことが示されている。また、内線規程(JEAC8001-2016)にも関連項目があるので参考にする。内線規程における関連する箇所は「1編総則、3章保安原則」に記載されている1360-8~10「3編電気使用場所等の... -
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クランプメーターの安全性能(CAT)についての備忘録
クランプ式電流計は、運転中の回路や配線を開く(停電状態)ことなくそのまの状態(充電状態)で電流を測ることができる大変便利な測定器のこと。 クランプ式電流計の種類 左:ディジタル式クランプメータ 右:アナログ式クランプメータ 形状別にみると... -
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再閉路方式の仕組みについての基礎知識まとめ
再閉路方式とは 配電線に発生した一時的な事故(瞬時事故)によって遮断器が開放した後自動的に電力を再投入(再閉路)し、迅速な復旧を図るための仕組みのこと。 1分間の無電圧時間の理由 配電線の事故の多く(特に架空線)は落雷、強風による樹木の接触... -
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供給支障電力についての基礎知識まとめ
供給支障電力(きょうきゅうししょうでんりょく)とは、停電などの電力トラブルによって「本来なら供給されるはずだったのに、供給できなかった電力の大きさ」を表す用語。 →停電によって、どれくらいの規模の電気が止まってしまったかを示す数値 電力会社... -
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NAR-A 保護継電器動作警報装置についての取り扱い方法まとめ
高圧受電設備内で「事故が起きたことを知らせるための信号を処理する装置」として使用される。 NAR-A 保護継電器動作警報装置の役割 高圧受電設備で、ショートや漏電などの事故が起きると「保護継電器(OCRやGR)」が異常を検知して電気を遮断する、その際... -
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絶縁抵抗計IR4053 PVΩ測定機能の備忘録
絶縁抵抗計とは 絶縁抵抗計は電気設備や家電製品が「電気漏れ(漏電)」を起こしていないかを調べるための専門的な測定器のこと。 一般的なテスター(マルチメーター)とは異なり電圧をかけて微細な電流漏れを検出するのが特徴。 PVΩ測定機能 太陽電池パネ...