保護継電器・保護協調– category –
OCR・GR・DGR・OVGR・UVRなど高圧受電設備の保護継電器の仕組みと試験方法、過電流・地絡の保護協調の考え方をまとめたカテゴリです。電気主任技術者や継電器試験を行う実務者に向けた内容です。三菱電機・オムロン・光商工などメーカー別のリレーの試験方法と特性、ムサシインテック製GCR-miniVSなど試験器の使い方、PAS用のSOG制御装置、電流トリップ補助箱を扱っています。試験時の逆昇圧の危険性や、短絡・地絡の基礎知識も解説しています。
代表的な記事
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保護継電器・保護協調
OCR(過電流継電器)実務の疑問点とトラブルシューティングの備忘録
1. OCR(過電流継電器)に関する基礎知識の深掘り キュービクルなどの高圧受電設備においてOCR(過電流継電器)の試験や点検は保全業務のなかでも重要な項目の一つとなる。万が一、構内で短絡事故が起きた際にOCRが正常に機能しなければ電力会社の配電線全... -
保護継電器・保護協調
デジタル型保護リレーの基礎知識と実務ポイント
デジタル型保護リレーの基本構成と仕組み アナログ信号の取り込みと変換 電力系統の高い電圧や大きな電流はそのままではリレーで扱えないためまず計器用変成器(VT、CT)で扱いやすい大きさに変換する。以下は500kV級の基幹系統の例。 電圧の変換例:500kV... -
保護継電器・保護協調
地絡(漏電)の基礎知識まとめ(発生メカニズム・保護協調・探査手法)
「地絡」と「漏電」の違いと定義 一般的には「漏電」という言葉で馴染み深い現象だが電気技術の世界では「地絡」という言葉が持つ意味や影響範囲は広く低圧設備から高圧受電設備まで、それぞれのステージで異なる保護対策が求められる。 一般に「地絡」と... -
保護継電器・保護協調
双興製 3Eリレー測定装置E3-301Kの取扱い①(仕様・各部名称)
3Eリレーの概略 EはElement:要素を意味しており過負荷要素、欠相要素、反相要素の3つの要素をもつリレーを3Eリレーと呼ぶ。 (1)過負荷保護 過負荷要素はモータ保護機能で、この要素が正常に発揮されればモータ保護の大部分がカバーできる。過負荷の確... -
保護継電器・保護協調
光商工製地絡過電圧継電器 LVG-7Sについての取り扱い方法まとめ
地絡過電圧継電器の概略 高圧受電設備における地絡過電圧継電器(OVGR:Over Voltage Ground Relay)は電路に地絡(漏電)が発生した際に生じる異常な電圧を検知し遮断器に信号を送って回路を安全に切り離す保護継電器。 特に太陽光発電設備などの「系統連... -
保護継電器・保護協調
光商工製零相電圧検出器:ZPC-2C(零相蓄電器)についての備忘録
光商工製零相電圧検出器:ZPC-2C(零相蓄電器)の概略 ZPC-2Cは光商工などのメーカーが製造している機器で「零相電圧を検出するコンデンサ」としての役割を担う。 電気回路において地絡(漏電)が発生した際保護継電器を確実に動作させるためには「零相電流... -
保護継電器・保護協調
オムロン製過電流継電器の限時特性(DO特性)についての備忘録
過電流継電器の限時特性と「DO特性」の概略 保護継電器の限時要素とは、「流れる過電流が大きいほど、短い時間で遮断器をトリップさせる」性質のこと。電流の大きさに反比例して動作時間が短くなるため、反限時特性とも呼ばれる。 DO特性(静止形特性)に... -
保護継電器・保護協調
HGR(無方向性地絡継電器)不必要動作時の調査方法と防止対策まとめ
無方向性地絡方向継電器(HGR)の概略 電気設備の電路や設備で絶縁劣化や樹木などとの接触、低圧電源との接触(混触)の発生時には、感電や機器故障が想定される(地絡の発生)地絡が発生すると電路と大地との間で、地絡電流(零相電流)が発生する。零相... -
保護継電器・保護協調
戸上製SOG(方向性LTR-P形)の取扱方法まとめ
SOG(方向性地絡継電器)について DGRは、地絡事故を検出して電気回路を保護する継電器の一種.主な特徴として地絡電流の大きさに加えて、その方向(位相)を検出できるが挙げられる。これにより、事故が発生した方向を特定し、自らの構内で発生した地絡事... -
保護継電器・保護協調
過電流保護協調の基本的な考え方まとめ
過電流保護には過負荷保護と短絡保護があるが、両者の違いはその電流値と持続時間にある。過負荷では定格の100%を超える電流が長時間流れるが短絡故障では数千〜1万Aの電流が瞬時に流れる。過電流保護協調では過負荷と短絡という異なる様相の故障を同時に...