保護協調– category –
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オムロン製 地絡過電圧継電器(K2ZC-K2GV-NUC)の試験方法と特性のまとめ
地絡過電圧継電器とは 配電線の地絡事故時に発生する零相電圧を検出して動作する継電器のこと「OVGR」や「64」とも言う 系統側の地絡事故の継続検出として使用される 系統連系保護として適用される場合に電力系統事故時、自家用発電設備設置需要家側から流... -
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インバータと漏洩電流の関係性の備忘録
インバータは、直流 (DC) 電力を交流 (AC) 電力に変換する電気機器のこと。この変換によって、モーターの回転速度やポンプの流量などを自由に制御が可能となる。 インバータの仕組み インバータの基本的な仕組みは、半導体スイッチ(IGBTやMOSFETなど)を... -
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三菱製不足電圧継電器(三菱MUV-A3)試験方法と特性のまとめ
不足電圧継電器UVRとは 電圧が設定値以下に低下した場合に動作する継電器のこと。停電や負荷の短絡等に伴う電圧低下保護などに用いられ、ダブルスローを用いた非常用予備発電機の常用→発電機の切り替え信号にもよく用いられる。 MUV-A3の特徴と定格使用ま... -
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地絡保護協調の考え方の備忘録④(低圧地絡保護協調)
基本的な考え方 日本の低圧系統はTT系統であり変圧器のB種接地と機器筐体の接地が分離されており、地絡電流は大地を経由する。 このため、漏えい電流が小さくなるので漏電遮断器が必要となる。また、機器の後地抵抗が大きいと対地電圧が高くなるので、耐電... -
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地絡保護協調の考え方の備忘録③(高圧地絡保護協調の実務)
基本的な考え方 地絡電流だけで配電線と需要家設備の動作協調をとるのは難しいので地絡継電器の動作電流値は構内故障を確実に検出できる値とすればよく保護協調は時限でとればよい。 また、需要家の受電キュービクルと第2キュービクルについては動作時限あ... -
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地絡保護協調の考え方の備忘録②(高圧保護装置の特性)
保護方式 地絡故障の保護方式としては、需要家の責任分界点に設置される地絡継電器を備えた高圧区分開閉器で構内ケーブル以降の高圧設備を一括して保護する方式が一般的に採用されている※出迎えケーブルなどで、地絡継電器を使用して主遮断器を動作させる... -
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地絡保護協調の考え方の備忘録①(基本的な考え方)
地絡保護協調の考え方 需要家の電気設備を保護し、波及事故を防止するためには、適切な箇所に保護装置を設置し配電線の地絡継電器と協調を図るとともに、構内設備との協調も図らなければならない。高圧設備と低圧設備は変圧器で絶縁されており高圧側の保護... -
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限流ヒューズについての基礎知識まとめ(補足用)
限流ヒューズは電力ヒューズ(PF:Power Fuse)とも呼ばれる。 性能・特性 大電流に対して優れた遮断性能を備えている。 大きく3つの特性、許容特性、溶断特性、動作特性(遮断特性)の大別される 限流ヒューズの構造 PFは導電性キャップで上下をふさいだ磁... -
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誘導形OCRから静止形OCRへ更新するときの注意事項まとめ
過電流継電器OCRとは 誘導形OCRと静止形OCRの比較 誘導形OCRから静止形OCRへ更新するときの注意事項 導形OCRから静止形OCRへ更新の際には、OCR整定値を見直す必要がある。誘導形OCRの動作時間特性は一般的に反限特性静止形OCRは複数の特性(超反限時特性や... -
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過電流保護協調における動作協調の検討方法まとめ
過電流保護協調とは 動作協調の概要 過負荷や短絡事故が発生したときに、上位保護装置が下位保護装置に先行して動作せず。また変圧器の励磁突入電流や負荷の電流により保護装置が動作しないことが動作協調の基本的考え方となる。 以下の6点を重点的に検討...
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