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零相変流器(ZCT)の原理のまとめ(補足用)
零相変流器(ZCT)とは 零相変流器(ZCT)の原理 ZCTとCT(計器用変流器)の原理は基本的に同じで、どちらも電流を変換する機器のこと。異なるのは使い方 ZCTは一次側に3相分の電線を一括して通す。(CTはR相とT相に一つずつ設置) 通常、1次側3層分の電流はベク... -
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絶縁抵抗値を「1分値」で見る理由についてのまとめ
漏れ電流と絶縁物の関係について 絶縁抵抗値を「1分値」で見る理由 実際の測定では、絶縁物に直流電圧を印加する。 そのとき下図のような電流が流れる。 図:直電電圧印加特性(絶縁体を流れる電流) 絶縁物自体が静電容量を持っているため漏れ電流(... -
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漏れ電流と絶縁抵抗の関係についてのまとめ
漏れ電流について 電気機器や配線の充電部は、絶縁物で電気的に絶縁されている。この絶縁物に直流電圧を印加すると。流れる電流は零ではなく、ごくわずかな電流が流れる。この電流(i)を漏れ電流という。 漏れ電流には絶縁物を流れる漏れ電流(ie)と絶縁物の... -
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逆機電力による電圧と電流のタイミングのずれについて
逆起電力とは コイルに発生する逆機電力の強さは磁界の変化の大きさによって決まる。また、自身が作る磁界の変化の大きさはコイルに流れる電流の大きさに依存する。 電圧と電流のタイミングのずれ 電流が0Aになる瞬間に電流の変化が一番大きく、電流が最大... -
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逆起電力とは(用語説明)
コイルに流れる電流が変化すると、電流の変化を打ち消す方向に電圧が発生する電圧のこと 逆起電力は名前に「電力」という言葉が入っているが電圧の分類に含まれており、電力ではないので注意 コイルに流れる電流が増加したとき アンペールの法則により磁界... -
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コイルの性質と逆起電力についての備忘録
コイルの性質 コイルには電流の変化を妨げようとする性質がある。 例)コイルに流れる電流が増加するとき、アンペールの法則により、磁界が増加する。 磁界の増加は電磁誘導を起こし、コイルに電圧が発生する。 →自己誘導の発生 このとき発生する電...
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