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電気工事
地絡(漏電)の基礎知識まとめ(発生メカニズム・保護協調・探査手法)
「地絡」と「漏電」の違いと定義 一般的には「漏電」という言葉で馴染み深い現象だが電気技術の世界では「地絡」という言葉が持つ意味や影響範囲は広く低圧設備から高圧受電設備まで、それぞれのステージで異なる保護対策が求められる。 一般に「地絡」と... -
電気保安
キュービクルのレトロフィット(部分更新)の基礎知識まとめ
キュービクルのレトロフィットの概略 レトロフィットとは、外箱の腐食や劣化が少ない場合に内部の主要機器のみを最新のものに入れ替え、安全性と機能性を回復させる手法のこと。 レトロフィットの対象となる主要機器 主に以下の重要機器が更新の対象となる... -
電気工事
高圧受電設備機器の更新推奨時期と運用管理の備忘録
記事の概要 高圧受電設備(キュービクル等)は、施設への安定的な電力供給を担う心臓部でありひとたび重大な故障が発生すれば、自社のみならず近隣一帯を長期間停電させる「波及事故」に発展するリスクを孕んでいる。 本稿では、日本電機工業会(JEMA)な... -
電気保安
電気事故報告における「社会的影響を及ぼした事故要件」判断基準の備忘録
電気事故に関する基礎知識(電気関係報告規則) 電気工作物の設置者は、電気関係報告規則第3条に基づき所定の電気事故が発生した際に所轄の産業保安監督部長へ報告する義務がある。 報告対象となる主な事故は以下の通り。 感電等により人が死傷した事故(... -
電気工事
夏場のPCS(パワーコンディショナ)トラブルと熱対策の備忘録
夏場におけるPCSトラブルの基礎知識 太陽光発電設備の保安管理業務において、夏場は特にトラブルが発生しやすい過酷な季節となる。現場を巡視していると、思わぬ不具合に直面することが多々あり陽光発電設備における心臓部とも言える「PCS(パワーコンディ... -
電気保安
【電気関係報告規則】電気事故の報告基準と期限の基礎知識まとめ
電気関係報告規則第3条が定める「報告が必要な4つの電気事故」 電気関係報告規則第3条に該当する電気事故が発生した場合、報告義務が生じる。報告が必要となる主な電気事故は、大きく分けて以下の4種類となる。 ① 波及事故 自家用電気工作物の破損や誤操作... -
電気保安
電力貯蔵装置(蓄電池)の電気関係報告規則改正についての備忘録
主要電気工作物への追加と対象範囲 再エネの自家消費やBCP対策として大型の蓄電池を設置する事業場が増えているが設備の普及に伴い、火災などの事故リスクも顕在化している。 令和7年11月20日に「電気関係報告規則及び主要電気工作物を構成する設備を定め... -
電気工事
アルミ電線の規格(JEC-3404 / JIS C 3109)と実務知識の備忘録
アルミ電線に関する基礎規格まとめ アルミ電線は、軽量かつコストメリットに優れるため電力インフラにおいて重要な役割を担っている。 アルミ電線の仕様、材料、寸法、試験方法などを定める規格として実務上必ず参照されるのが「JEC(電気学会規格)」と「... -
電気保安
【令和7年改正】リチウムイオン蓄電池の技術基準解釈の備忘録
リチウムイオン蓄電池に関する技術基準解釈の改正概要(第44条の2) 太陽光発電などの再生可能エネルギーを安定的に活用するため大型蓄電池の併設はもはやスタンダードになりつつある一方で蓄電池特有の火災リスクも顕在化しており、令和7年(2025年)11月... -
電気保安
双興製3Eリレー測定装置「E3-301K」の取り扱い方法まとめ①(仕様・各部名称)
3Eリレーの概略 EはElement:要素を意味しており過負荷要素、欠相要素、反相要素の3つの要素をもつリレーを3Eリレーと呼ぶ。 (1)過負荷保護 過負荷要素はモータ保護機能で、この要素が正常に発揮されればモータ保護の大部分がカバーできる。過負荷の確...