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過電流継電器K2CA-Dの試験方法まとめ

目次

過電流継電器とは

過電流継電器K2CA-Dの概略

過電流継電器K2CA-Dの単体動作特性試験方法

試験前の注意事項

試験を行う場合、主回路は必ず停電していることを確認の上、実施すること。

動作電流試験配線図(形K2CA-DO3-R2 R相動作電流測定の場合)

※配電盤にテストプラグを使用する箇所がある場合はそちらを使用できる。

動作電流試験配線図(形K2CA-DO-R2 T相動作電流測定の場合)


※配電盤にテストプラグを使用する箇所がある場合はそちらを使用できる。

動作時間試験配線図(形K2CA-DO3-R2 R相動作時間測定の場合)

※トリップコードは警報接点を使用

動作時間試験配線図(形K2CA-DO-R2 T相動作時間測定の場合)

※トリップコードは警報接点を使用

試験方法と判定基準

限時動作電流

試験電流を徐々に増加させ、始動LEDが点灯した際の電流値を測定する

良否判定基準は整定値の10%

瞬時動作電流

形K2OC、K2CAの限時ロックスイッチを押しながら試験電流を迅速に増加させ、 動作表示器が点灯した時の電流値を測定する。

良否判定基準は整定値の±15%

限時動作時間

300%、700%試験電流を急激に加えた際の動作時間を測定。

整定値の300%判定基準:10秒±17%整定値
整定値の700%判定基準: 1.52秒±12%

瞬時動作時間

200%試験電流を急激に加えた際の動作時間を測定。

良否判定基準:40ms以下

動作時間誤差範囲(参考値)

現場の多くでは現時要素時間整定タップを10秒にしているところは多くない。
現場の整定時間に対応した動作時間の良否判定を事前に調べておくことが重要となる。

過電流継電器K2CA-Dの連動動作特性試験方法

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