名無し管理事務所– Author –
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電圧とは(用語説明)
導体と大地の間または線間の電位の差。単位はボルト[V]電気技術基準では低圧、高圧、特別高圧に分けられる。 日本の高圧配電線路の標準的な電圧は6.6kV(6,600ボルト)※一部地域や地下鉄などでは3.3kV(3,300ボルト)が用いられている場合もある。これは、... -
需要率とは(用語説明)
需要率とは、設備の持つ合計容量に対して、実際に同時に使用された最大の電力(最大需要電力)の割合を示す指標 =「持っている力(設備の容量)をどれだけ効率的に使っているか」を表すもの 需要率の計算方法 需要率(%) = (最大需要電力 [kWまたはkVA] ... -
負荷率とは(用語説明)
負荷率(load factor)とは、ある一定期間における平均使用電力が、その期間の最大需要電力に対してどの程度の割合であるかを示す指標=電気設備が、その能力を最大限に発揮した時に対して、平均的にどれくらいの割合で使われているか 負荷率の計算方法 負... -
マンション高圧一括受電サービスについてのまとめ
「マンション高圧一括受電サービス」とはマンション全体で電力会社と高圧契約を結び、各戸や共用部に低圧に変換して電力を供給するサービスのこと マンション高圧一括受電サービスの仕組み 従来の各戸が個別に電力会社と低圧契約を結ぶ方式から、マンショ... -
油入変圧器のメリット(補足用)
変圧器とは 受電電圧の降圧: 電力会社から供給される高電圧(例:6.6kV)や特別高電圧(例:22kV以上)を 施設内で使用する低電圧(例:400V/200V/100V)に変換する。電圧の安定化: 負荷の変動などによる電圧の変動を抑制し、安定した電圧を各機器に供給す... -
分電盤結線図とは(用語説明)
分電盤の内側に施設される分岐回路や開閉器の定格・個数などを表現した図面のこと 分電盤結線図を作成する目的 配線ルートの明確化: どの電線がどこから来て、どこへ接続されているのかを視覚的に示す。機器構成の把握: 分電盤内に設置されているブレーカ... -
バイメタルとは(用語説明)
バイメタル(bimetal)とは、熱膨張率の異なる2種類の金属板を張り合わせた複合材料のこと温度変化によってそれぞれの金属の膨張・収縮の度合いが異なるため、全体として湾曲したり、ねじれたりする性質を持つ。 バイメタルの原理 温度変化: バイメタル全... -
アーク放電とは(用語説明)
2つの電極間に高い電圧を印加すると、電極間の気体が絶縁破壊を起こし、持続的に電流が流れる現象このとき、強い光と高い熱が発生する。 アーク放電は非常に高温になるため、不用意に発生させると火災や感電などの危険を伴う。 アーク放電の特徴 低電圧・... -
電気工作物についての定義(補足用)
発電、変電、送電もしくは配電または電気の使用のために設置する機械、器具、ダム、水路、貯水池、電線路その他の工作物(船舶、車両または航空機に設置されるものその他の政令でさだめるものを除く) 政令で電気工作物から除かれるものには、電圧30V未... -
無停電年次点検についての概略(補足用)
通常保安法人などは年次点検を「1年に1回以上行う」と定められているが信頼性が高く、停電年次点検と同等と認められる点検が1年に1回以上行われている機器については、停電年次点検を3年に1回以上にすることが可能=3年のうち2回は無停電年次点検が可能 停...