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オムロン製 過電圧継電器(K2ZC-K2VA-N)の試験方法と特性のまとめ
過電圧継電器とは 電圧が設定値を超えたときに警報を鳴らしたり、しゃ断器を引きはずしたりする継電器。発電機などの故障による電圧の上昇を検知して、負荷側の系統や機器を保護する役割がある。 発電機自体の保護装置によって検出・保護できる場合には省... -
計器用変成器のVT(変圧器)についてのまとめ
「計器用変成器」は、交流回路の高電圧、大電流を低電圧、小電流に変換(変成)する機器で、計器用変圧器(VT)および変流器(CT)の総称。計器用変成器は、「指示電気計器」「電力量計」などと組み合わせて使用される。 JIS規格の定義 「計器用変成器」と... -
OCR(過電流継電器)の整定方法の備忘録
OCR(過電流継電器)とは OCR(過電流継電器)の整定方法 基本的に保護協調は電力会社との協議で決めるため、下記の計算方法はどの程度の整定値になるかの大まかな予想値を求める際に使用する。 整定を求めるには以下の4項目より整定する。●タップ値→限時要素... -
交流電流遮断時の電圧と電流の関係性のまとめ
交流は半サイクルごとに電流は零になるため、回路を開いてアークが発生しても、電流が零になる瞬間に必ず電流は止まる。 電極間が十分に開いていて、その間の絶縁耐力が、これに加わる電圧(過度回復電圧)よりも大きければ、電流を遮断できる。 結論 ... -
自電源方式と他電源方式の違いとメリット・デメリットまとめ
継電器試験を実施する際の試験方法 年次点検で継電器試験を実施する際の試験方法として自電源方式と、他電源方式が存在する。どちらが「正しい」、「この試験方法でなければ」などは無く、状況に応じて方式を切り替えることが望ましい。 試験方式の判断条... -
絶縁物の性質のまとめ(補足用)
絶縁物とは 電気を通さないものの総称ex)送電鉄塔や電柱には白い陶磁器のガイシ、コードの外側のビニール 絶縁体であれば、絶対電気を通さないわではない。電圧が高いと絶縁体を壊してしまうこと(絶縁破壊)もある。 絶縁物の性質 温度による抵抗値変化 ... -
零相変流器(ZCT)の残留電流まとめ(ELCBトリップの要因)
ZCTについて 残留電流について 異常の起きていない現場では、通常地絡電流は流れていないため、ZCTの二次出力は発生していない。 ZCTの一次導体や二次巻線の幾何学的配置および鉄心材質の不均一などにより、一次電流が平衡しても二次巻線に若干の出力が現... -
構内とは(用語説明)
へい、さく、堀などによって区切られた地域若しくは施設者及びその関係者以外の者が自由に出入りできな地域又その地形上その他社会通念上これらに準ずる地域とみなしうる場所をいう。 高圧受電規定 p6 構内電線路及び構内引き込み線関係図より引用 -
保安業務従事者の月次点検マニュアル(VCB編)
設置者への問診 保安業務従事者は点検時に、日ごろから電気機器を使用している従業員や設置者に、建物内の電気設備に異常がなかったかの問診を行う。 例)使用している電気設備から、異音・異臭がする 以前、使用できないコンセントがあった。 保安業務... -
ブレーカーのAT(アンペアトリップ)とAF(アンペアフレーム)について
ATとAFについて AT ブレーカーの通電できる電流値のことで定格電流をあらわす。その値以上の電流が一定時間以上継続して流れるとブレーカーが遮断(トリップ)する。例えば20ATの場合は20Aが定格となる。また高価ではあるが、将来的な対応のためにアンペア...
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