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コンデンサ電流遮断による異常電圧発生サイクルのまとめ

目次

コンデンサ電流とは

コンデンサ電流遮断時の異常電圧発生サイクル

①開閉器を開放時、コンデンサ電流が零点で遮断される。
 コンデンサは進み電流(電源電圧より90°進み)のため、このときコンデンサに最大日に近い電圧が印加されている。

②開閉器が開放状態を継続しているため、コンデンサに残留電圧が残る。

③電源電圧は正弦波形で変わっていくため、1/2サイクル後には逆極性(180°進んだ電圧値)の最大値となる。

④この間に極間には最大で電源電圧の2倍の電圧がかかる。

⑤極間絶縁よりも上記の電圧が上回ってしまうと再度アークでつながる現象(再点狐)が発生する。

⑥再点狐発生時、電路のインダクタンスと静電容量で決まる過度的な高周波振動電圧が発生する。
 これが電源電圧が発生し、コンデンサに大きなダメージを与える。

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