2024年12月– date –
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ディーゼルエンジンの作動原理について(補足用)
ディーゼル燃料(軽油・重油)を燃焼させることで動力を発生させることで動力を発生させるレシプロエンジン(往復運動機関)を指す。 ガソリンエンジンは空気と霧状のガソリンを混ぜたところに点火プラグで火花を飛ばして点火します。ディーゼルエンジンは... -
非常用発電設備に求められる性能のまとめ
非常用発電設備(非常用予備発電機)について 非常用発電設備に求められる性能 高い信頼性 停電発生時に確実に始動して発電を行う事=故障しない 高出力・省スペース 非常予備発電設備の多くは建物の屋上や地下などのスペースが限られたところに設置さ... -
非常用予備発電機の設置義務についてのまとめ
非常用予備発電機とは 非常用発電設備(非常用予備発電機)の設置義務 非常用発電設備は、建物の規模・用途によって消防法・建築基準法の関係法令において設置義務が定められている。 不特定多数の人が出入りする建物では設置が義務付けられている。例)ホテ... -
BCP(Business Continuity Planning)とは(用語説明)
災害時などの緊急事態においても事業を継続し、早期復旧の手段を普段から準備・計画しておくこと。 BCPの例 災害発生時の出動が求められる消防署や警察署、災害対策本部が置かれる市役所など、多くの官公庁施設に非常用予備発電機を設置すること。 -
非常用予備発電設備とは(用語説明)
商用電源(電力会社から供給される電力)の停電時に、目的の機器(負荷)に電力を供給する設備 →非常電源 非常電源の中で、原動機(エンジン)の働きにより電力を発生するものが非常用発電設備に分類される。 他の非常電源としては、バッテリーから電力を... -
CVケーブルとCVTケーブルの違いのまとめ
引き込み用ケーブルの特徴 需要家構内引込用開閉器により建物内の受電室又はキュービクルまでの間に設置する。 CVケーブルの部材について ①導体→電流の通電を担い、許容電流面から適正サイズとする②絶縁体(架橋ポリエチレン)→導体と金属層間を絶縁する③... -
架橋ポリエチレンとは(用語説明)
絶縁耐力が高く、誘電正接(誘電体内での電気エネルギーの損失度合い)および誘電率が低い耐熱性にも優れた絶縁体のこと 多くのCVTケーブルに使用されている。 ㈱タキゲン 架橋ポリエチレンの再資源化「XPRシステム」より画像引用 -
絶縁物の性質のまとめ(補足用)
絶縁物とは 電気を通さないものの総称ex)送電鉄塔や電柱には白い陶磁器のガイシ、コードの外側のビニール 絶縁体であれば、絶対電気を通さないわではない。電圧が高いと絶縁体を壊してしまうこと(絶縁破壊)もある。 絶縁物の性質 温度による抵抗値変化 ... -
AC/DC変換機CPS2型(三菱製)についてのまとめ
AC/DC変換機CPS2型とは CPS2型は、三菱CRV1-A01S1形逆電力・地絡過電圧継電器(以下、CRV1)もしくはCVG1-A01/02S1形地絡過電圧継電器(以下、CVG1)の制御電源電圧DC24Vにのみ組合せて使用する専用品 系統連系規程で... -
三菱製 地絡過電圧継電器(CVG1-A01S1)の試験方法と特性のまとめ
地絡過電圧継電器とは 配電線の地絡事故時に発生する零相電圧を検出して動作する継電器のこと「OVGR」や「64」とも言う 「OVGR」は「Over Voltage Ground Relay」の頭文字をとった略語 系統側の地絡事故の継続検出として使用される 系統連系保護として適用...