2024年6月– date –
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その他
機器増設の場合の点検チェックリスト(備忘録用)
手順① 改修工事の内容を確認(業者から手に入れること) 改修する機器リスト(品名・メーカー名・型名・スペック) 仕様書※キュービクルごと交換やPAS・SOG変更の場合 ヒューズの定格容量の確認 ケーブル増設・交換時には亘長(m)と太さ(sq)の確認 保安担当... -
知識
B種接地・D種接地を共用接地にするのがダメな理由
共用接地とは 各種接地工事(A,B,C,D種)の接地線を、共通の接地極につなぐ接地工事のこと。(下図:A参照) 総合接地抵抗値が10Ω以下の場合、A種、C種、D種は、共用とすることができる。→最も低い値が必要なA種の基準値以内に収める 連接接地とは、個別に... -
知識
変圧器に記載されているDy11についての備忘録
「Dyn」について 「Dyn11」とは、変圧器一次側と二次側の巻線接続と位相角を表す接続記号のこと。「D」は一次側巻線がΔ(デルタ)結線であることを表す。 「y」は、二次側結線がY(スター)結線であることを表す「n」は、二次側結線に中性極(Neutral)... -
測定機器
絶縁抵抗計のPVΩについて
絶縁抵抗計について 作成中 PVΩとは 太陽電池パネルと接地との間の絶縁抵抗測定を発電の影響を受けずに正確な測定を行うための機能(測定レンジ) 一部の絶縁抵抗計にしか付いていないため。測定には注意する必要がある。(HIOKI製 IR4053 IR4055など) h... -
知識
並列コンデンサ設置時のヒューズ選定について
並列コンデンサについて 複数のコンデンサが並列に接続されたときの全体の電気容量を指す。並列に接続されたコンデンサの合成容量は、個々のコンデンサの容量の合計に等しくなる。 並列コンデンサを保護するヒューズ容量の選定は特殊なため選定方法に注意... -
電気事故
停電発生時の原因調査(フローチャート付)
停電種別の確認フローチャート 停電種別の各対応方法について 受電電圧の確認 停電発生時に最初に確認することは、受電電圧の確認。電圧計を設置している場合はそれを用いて確認、未設置の場合は高圧用検電器で確認を行うこと。 受電電圧が三相とも正常の... -
知識
波及事故と対策(SO動作とG動作について)
波及事故について 需要家内の高圧受変電設備などで起きた事故が原因で、電力会社の配電線を停止させ、同系列の配電線から受電しているビル、工場など第三者の電気設備を停電させる事故のこと。このような事故は、影響範囲が病院や交通機関システムなどの重... -
知識
絶監についての不具合やまとめ
絶縁監視装置とは トランスの温度異常の監視 停電の監視 漏電の監視 上記3つの異常を感知した場合、センターや担当技術者にリアルタイムで発砲される。なお、使用機器のメーカーのホームページで設置する住所や受信メールアドレスを設定する必要がある。 ... -
知識
キュービクル周辺の安全管理について
キュービクルの点検を行う理由 キュービクルの設置には、電気事業法で定められた基準を満たす必要がある。主な必要な事柄として 火災予防条例による建物との距離の確保 点検が容易な空間の確保 などがある。 離隔距離の確保: 高圧受電設備としてのキュービ... -
電気保安
DGR試験機メーカーの試験時動作位相各まとめ
DGR動作原理とメリット DGR(地絡方向継電器)は、電力システムにおける地絡事故を検出し、適切な保護を提供するための装置のこと。 動作原理 零相変流器(ZCT)と零相電圧検出装置(ZPD)を使用して、地絡事故電流を検出する。 地絡が発生すると、三相の...
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