電気保安– category –
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SOG試験操作でしてはいけないこと①(制御電源の二重印加、短絡)
SOG(方向性地絡継電器)についての概略 DGRは、地絡事故を検出して電気回路を保護する継電器の一種.主な特徴として地絡電流の大きさに加えて、その方向(位相)を検出できるが挙げられる。これにより、事故が発生した方向を特定し、自らの構内で発生した... -
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電気管理技術者と電気主任技術者の違いについての備忘録
電気管理技術者と電気主任技術者の違い 電気事業法第43条の第1項、第3項より事業用電気工作物の設置者は、事業用電気工作物の工事、維持および運用に関する保安の監督をさせるため電気主任技術者を選任しなければいけない (電気主任技術者の選任義務)。こ... -
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PCS(パワーコンディショナ)の点検方法まとめ
太陽光発電システムにおけるPCSとはパワーコンディショナ(Power Conditioning System)の略称で太陽光発電システムの心臓部とも言える非常に重要な機器。一般的には「パワコン」と略されて呼ばれることも多い。 PCS(パワーコンディショナ)の役割と機能 ... -
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アルカリ蓄電池(ニッケル-カドミウム蓄電池)についての基礎知識まとめ
アルカリ蓄電池についての概略 アルカリ蓄電池とは屋外及び建物の中の受変電設備や消防施設等の非常電源、予備電源用として、屋内・屋外キュービクル、電気室や蓄電池室等に設置されるアルカリ蓄電池を指す。 主な特徴 ・短時間で大きな電流を放電できる・... -
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零相電圧検出装置(ZPD)の零相残留電圧についての備忘録
零相電圧検出装置(ZPD)の要約 高圧線は大地に接続(接地、アース)されていないため正常な状態では三相の合成電圧と大地間には大きな電圧変化は発生しない。しかし、地絡が発生すると三相の合成電圧と大地間に大きな電圧変化が発生する。ZPDは高圧線と大... -
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接地形計器用変圧器(EVT)が高圧受電設備に設置されていない理由の備忘録
接地形計器用変圧器(EVT)についての概略 EVTは、主に高圧・特別高圧受電設備において地絡事故時の零相電圧を検出するために用いられる特殊な計器用変圧器。接地形というように一次端子の一端を接地して使用している。 EVTは(Earthed Voltage Transforme... -
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停電年次点検時の高圧ケーブルにおける高電圧絶縁抵抗測定まとめ
停電年次点検とは 電気事業法に基づき、高圧または特別高圧で受電する自家用電気工作物には原則として年1回以上の停電を伴う年次点検が義務付けられている。 停電年次点検は電気設備の安全性と信頼性を確保し、事故や波及事故を未然に防ぐために非常に重要... -
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インバータについての基礎知識まとめ
インバータは、直流 (DC) 電力を交流 (AC) 電力に変換する電気機器のこと。この変換によって、モーターの回転速度やポンプの流量などを自由に制御が可能となる。 インバータについての概略 インバータの基本的な仕組みは、半導体スイッチ(IGBTやMOSFETな... -
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インバータと漏洩電流の関係性の備忘録
インバータは、直流 (DC) 電力を交流 (AC) 電力に変換する電気機器のこと。この変換によって、モーターの回転速度やポンプの流量などを自由に制御が可能となる。 インバータの仕組み インバータの基本的な仕組みは、半導体スイッチ(IGBTやMOSFETなど)を... -
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変流器CTと零相変流器ZCTの違いについての備忘録
変流器CTについての概略 CTはCurrent Transformerの略で、日本語で変流器と呼ばれる。大電流や高圧回路の電流を安全で扱いやすい電流(通常は5A)に変換して計測器や継電器に入力するために使用する。 CTの原理は一般の変圧器と同じで下記図のように鉄心に...