目次
役割
電流トリップ方式の遮断器を用いる時、DGR(地絡方向継電器)を組合せて電路を保護するもの
内部接続図
引用:MGX-1 電流トリップ補助箱 取り扱い説明書
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/http://toolbiru.web.fc2.com/denki/mitubusi-mgx-1.pdf
MDGはMDG型地絡方向継電器のこと
地絡方向継電器からの出力信号によってMDG a接点が閉路し、VT2次側より引き込んでいるAC110Vによってリレー X が作動する。
S1、S2にAC100Vを印加すると、S1にあるコイルLのリアクタンスによって電流を抑えることができる。
リレーXによってS1はT1に、S2はT2にへと出力されて、トリップ信号となる。
外部接続例
引用:MGX-1 電流トリップ補助箱 取り扱い説明書
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/http://toolbiru.web.fc2.com/denki/mitubusi-mgx-1.pdf
VCBによる52a接点が電流引き外し方式のVCBにはない場合があるので(伝聞のため、エビデンスなし)
DGRが自己保持形式の場合、単体試験を実施すると試験後も電流が流れ続けてしまい、トリップコイルが焼損する危険性がある。
主な疑問点
- VCB52aの有無はどこで確認するのか→取説を見るのが最適解だが年次のたびに調べるのは面倒くさい
- VCBより上流のVTからなのか、VCBの下流である変圧器2次側からなのか、注意する。
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