目次
進相コンデンサ用放電コイルとは
コンデンサを回路から切り離しても、内部には電荷が残留しており、この状態で保守点検や再投入をするのは非常に危険。
放電抵抗付高圧進相コンデンサの場合
通常コンデンサ開放5分後に残留電圧は50V以下になるが、
放電コイルをコンデンサ回路に接続しておけば、残留電荷は放電コイルに消費されてごく短時間(5秒程度)に放電することが可能。
保守点検をより迅速かつ安全に、また自動開閉運転時の再投入インターバルをより短時間に行うことが可能。
直列リアクトルによる過電圧を避ける為、放電コイルは直列リアクトルの電源側に接続すること。
引用元:https://www.risho.co.jp/product/products3/discharge_coil/index.html
放電特性
定格電圧運転されている進相コンデンサを回路から切り離し時、 端子電圧が50V以下になる時間が5秒以下
放電回数
●1分毎に放電させたとき 5回
●5分毎に放電させたとき 連続
単結図
仕様書での記載
回路から開放したコンデンサには電荷が残りますので、これを放電する必要があります。標準品の高圧進相コンデンサにはすべて放電抵抗を内蔵しておりますので、これにより放電できますが、放電抵抗では放電時間が5分間と長いため自動制御などで短時間に再投入される可能性のあるところではもっと短時間で放電できる装置が必要です。このために使用されるのが放電コイルです。屋外用には油入式、屋内用・キュービクル用には乾式のものがあります。
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://products.nichicon.co.jp/ja/pdf/power/026.pdf
コメント