電気設備は、設置する地域や場所の条件にあわせて設計されており、電気設備技術者は
計画・設計段階からはじまり、機器を制作し、施工に移行し、電気設備が完成した後の保守に関わるまでの各段階において多岐にわたり参画している。
目次
電気設備技術者の各段階
1)計画・設計業務
2)監理業務
3)制作業務
4)施工業務
5)維持・管理業務
計画・設計
施設の目的確認、要求仕様の確認、インフラ調査、現場調査、必要設備のグレード確認、予算作成、発注仕様書の作成、基本計画書・基本設計書の作成、入札招聘先の選定、機器・工事引き合い、入札見積もり査定、コスト交渉、発注、実施設計図作成、電力会社・通信事業者との協議、確認申請図書の作成、保守計画案策定など
監理
設計図と施工図との相違確認、施工図・機器承諾図の承認、施工の確認・指導、制作機器の立会い検査品確認、取り扱い説明書作成、消耗品計画など
制作
工程計画、品質管理、変更管理、工程管理、コスト管理、工場試験、輸送計画、工事予備品計画、付属品確認、取扱説明書作成、消耗品計画など
施工
インフラ確認、実施設計図確認、工法選定、予算作成、工程管理、コスト管理、現場調整、品質管理、施工計画書作成、総合図・施工図作成、変更工事管理、近隣対策、揚重計画、安全管理、取り扱い確認、竣工引渡し、残工事、竣工図作成など
維持・管理
保守計画、補修計画、運転管理、危機管理、改修・改造計画、設計調整、省エネルギー計画策定、安全管理、予防保全、保全予防、環境計画策定、廃棄物管理、消耗品管理など
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