用語説明– tag –
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電気保安
認定キュービクルと推奨キュービクルの違いについての基礎知識まとめ
認定キュービクルと推奨キュービクルの違いは「消防法上の『非常用電源』として使えるかどうか」が大きな違いとなる。 大まかなイメージ 認定キュービクル 消防法対応のキュービクル。スプリンクラー等の非常電源として必須。 推奨キュービクル高品質で安... -
電気事故
定格雷インパルス耐電圧についての基礎知識まとめ
定格雷インパルス耐電圧とは「雷が落ちたときのような一瞬の強烈な高電圧(雷サージ)に対して、その機器が壊れずに耐えられる限界値」のことを表す。 定格雷インパルス耐電圧の必要性 電気機器(変圧器、遮断器、ケーブルなど)は、普段使っている電圧(... -
電気保安
クランプメーターの安全性能(CAT)についての備忘録
クランプ式電流計は、運転中の回路や配線を開く(停電状態)ことなくそのまの状態(充電状態)で電流を測ることができる大変便利な測定器のこと。 クランプ式電流計の種類 左:ディジタル式クランプメータ 右:アナログ式クランプメータ 形状別にみると... -
電気保安
再閉路方式の仕組みについての基礎知識まとめ
再閉路方式とは 配電線に発生した一時的な事故(瞬時事故)によって遮断器が開放した後自動的に電力を再投入(再閉路)し、迅速な復旧を図るための仕組みのこと。 1分間の無電圧時間の理由 配電線の事故の多く(特に架空線)は落雷、強風による樹木の接触... -
電気保安
供給支障電力についての基礎知識まとめ
供給支障電力(きょうきゅうししょうでんりょく)とは、停電などの電力トラブルによって「本来なら供給されるはずだったのに、供給できなかった電力の大きさ」を表す用語。 →停電によって、どれくらいの規模の電気が止まってしまったかを示す数値 電力会社... -
電気保安
NAR-A 保護継電器動作警報装置についての取り扱い方法まとめ
高圧受電設備内で「事故が起きたことを知らせるための信号を処理する装置」として使用される。 NAR-A 保護継電器動作警報装置の役割 高圧受電設備で、ショートや漏電などの事故が起きると「保護継電器(OCRやGR)」が異常を検知して電気を遮断する、その際... -
知識
測定誤差「rdg」と「dgt」の違いと計算方法まとめ
デジタル測定器の確度(精度)を示す際によく使われる「rdg」と「dgt」はそれぞれ誤差の発生源とその性質が異なる。 仕様書を見ると、測定確度が測定レンジごとに決まっている。デジタル表示の測定器なら、測定誤差の表記としてrdg. 誤差(リーディング誤... -
電気保安
電流測定時にクランプ式電流計を使用するメリットについての備忘録
クランプ式電流計(クランプメータ)の概略 クランプ式電流計(クランプメータ)は電流が流れている電気回路を開くことなく、電線に流れる電流の大きさを測定できる計測器のこと。架線電流計(かせんでんりゅうけい)とも呼ばれることもある。 クランプ式... -
電気保安
相間短絡についての基礎知識まとめ
相間短絡とは、主に三相交流回路において本来絶縁されているべき異なる相(R相、S相、T相など)の電線同士が電気的に接続されるべきでない箇所で接触し、電流が流れてしまう現象のこと。一般的に「ショート」とも呼ばれる短絡事故の一種。 相間短絡の特徴... -
電気事故
電磁誘導障害についての基礎知識まとめ
電磁誘導障害は、電力線(送電線やき電線など)に流れる電流によって発生する磁界がその近傍にある通信線や他の金属体に電圧を誘起し、さまざまな障害を引き起こす現象。静電誘導障害と並び、誘導障害の主要な原因の一つとされている。 電磁誘導障害の原理...