導体と大地の間または線間の電位の差。
単位はボルト[V]
電気技術基準では低圧、高圧、特別高圧に分けられる。
日本の高圧配電線路の標準的な電圧は6.6kV(6,600ボルト)
※一部地域や地下鉄などでは3.3kV(3,300ボルト)が用いられている場合もある。
これは、低圧配電(100V/200V)よりも高い電圧で電気を送ることで
送電ロスを少なくしてより遠くまで効率的に電気を届けるため
電圧の種類と用途

- 低電圧:
- 数ボルト以下: 電子回路、乾電池、ボタン電池などで用いられる。
- 100V: 日本の一般家庭のコンセントで多く用いられる電圧。照明器具、小型家電製品などに使用される。
- 200V: 日本の一般家庭でも、エアコン、IHクッキングヒーターなど一部の機器で用いられる。また、中小規模の工場やオフィスなどでも利用される。
- 高電圧:
- 数千ボルト〜数万ボルト: 送電線、X線装置、一部の産業機器などで用いられる。
高い電圧で送電することで、電力損失を低減できる。 - 数十万ボルト以上: 超高圧送電線で用いられる。
- 数千ボルト〜数万ボルト: 送電線、X線装置、一部の産業機器などで用いられる。
- 直流電圧
(DC: Direct Current Voltage): 電圧の極性と大きさが時間的に一定の電圧。
電池、乾電池、直流電源装置などから得られる。
電子機器の内部回路などで広く用いられる。 - 交流電圧
(AC: Alternating Current Voltage): 電圧の極性と大きさが時間的に周期的に変化する電圧。
日本の家庭用コンセントから供給される電圧は交流 (50Hzまたは60Hz)
発電所から送られてくる電力は交流であり、変圧が容易なため、
送電や配電に適している。
電圧に関する重要なポイント
- 電流と抵抗: オームの法則(V = IR)によれば、電圧(V)は電流(I)と抵抗(R)の積で表される。
同じ抵抗であれば、電圧が高いほど流れる電流は大きくなる。 - 電力: 電力(P)は、電圧(V)と電流(I)の積(P = VI)で表される。
同じ電流であれば、電圧が高いほど電力は大きくなる。 - 安全性: 高い電圧は感電の危険性が高いため取り扱いには十分な注意が必要。安全規格や保護措置が重要となる。
- 用途に応じた電圧: 電気機器は、それぞれ適切な電圧で使用するように設計されている。
異なる電圧で使用すると、故障や火災の原因となることがある。
身近な電圧の例

- 乾電池: 1.5V
- 自動車のバッテリー: 12V (または 24V)
- パソコンの内部回路: 数V〜十数V
- 家庭用コンセント: 100V または 200V(日本では)
- 新幹線などの架線: 数万V(直流または交流)
- 送電線: 数万V〜数十万V(交流)
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