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需要率とは(用語説明)

需要率とは、設備の持つ合計容量に対して、実際に同時に使用された最大の電力(最大需要電力)の割合を示す指標

=「持っている力(設備の容量)をどれだけ効率的に使っているか」を表すもの

需要率の計算方法

需要率(%) = (最大需要電力 [kWまたはkVA] / 設備容量の合計 [kWまたはkVA]) × 100

  • 最大需要電力: ある一定期間(通常は1日や1ヶ月)において、最も多くの電力が同時に使用された瞬間の電力。
  • 設備容量の合計: 設置されている全ての電気機器の定格容量の合計

需要率の重要性

  • 設備容量の最適化: 需要率を把握することで、必要以上に大きな設備を設置することを防ぎ、コストを削減できる。
  • 電力契約の見直し: 需要率が低い場合、電力会社との契約を見直すことで、基本料金を抑えられる可能性がある。
  • 省エネルギー対策: 電気機器の使用状況を分析し、需要率を下げるような運用方法や機器の導入を検討できる。

需要率の一般的な傾向

全ての電気機器が同時に最大の能力で運転されることは稀であるため、需要率は100%よりも低い値になる。
※需要家の種類や用途によって、需要率の傾向は異なる。

需要率の例

  • 一般家庭: 50%~70%程度
  • オフィスビル: 60%~80%程度
  • 工場: 70%~90%程度(操業状況による)

需要率と負荷率の違い

需要率と似た指標に「負荷率」がある

  • 需要率: ある瞬間の最大需要電力を設備の合計容量で割ったもの(設備の利用効率の最大瞬間値)
  • 負荷率: ある一定期間の平均使用電力をその期間の最大需要電力で割ったもの(期間全体の設備の利用効率)

需要率を改善する方法

需要率を下げる(設備の利用効率を上げる)ためには、以下のような対策が考えらる。

  • ピークシフト: 電力消費のピーク時間帯を避けて電気機器を使用する。
  • デマンドコントロール: 最大需要電力を監視し、設定値を超えないように電気機器の運転を制御するシステムを導入
  • 高効率機器の導入: 消費電力の少ない機器に更新する。
    ※基本的に最新の電気機器になるほど消費電力は小さくなる(設備の効率化)
  • 使用スケジュールの調整: 電気機器の使用時間を分散させる。
  • 昼光利用の促進: 照明の使用を減らす。(照明の間引き)
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