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停電時の分電盤確認と復旧方法の備忘録
確認と復旧方法 1.住宅用分電盤の位置を確認、ふたがある場合は開ける。 2.OFFになっているブレーカーを確認 3.配線用遮断器がOFFになっている場合 過負荷によりOFFになった可能性が高いため、供給先機器の電源をOFF(スイッチ切)にした後、配線用遮断器... -
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過電流継電器 COS-OHT-F4(オムロン製)について
過電流継電器 高圧電路短絡・過負荷による過電流を検出、回路に事故電流が入らないように動作する継電器 COS-OHT-F4について 引き外し方式は電流引き外し方式回路構成は常時閉路接触式 現在は生産を停止している。 ・構造 内部接続 性能 ケースと配置 整定... -
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負荷電流、励磁電流、充電電流の違いのまとめ
電流について(定義) 電流=1秒間にどれだけの電子が通過するか 1A=1C/s(1秒間に1C(クーロン)の電荷を流す電流) 負荷電流について 電気回路において負荷に供給している電流 (励磁)突入電流 点検等で停止している変圧器(電力系統から切り離してい... -
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LBSアークシュートによる消狐の原理について
LBSは、主接点と補助接点の2つの接点が並列になった構造をしている。 ①投入状態では、主接点と補助接点が閉路されている。負荷電流は両方の接点を経由して限流ヒューズに流れている。 ②開放操作時、最初に主接点が開放される。 負荷電流は全て補助接点を... -
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キュービクルの保有距離(離隔距離)について
屋外キュービクルの離隔距離 基本は建物から3m以上離れていれば問題はない。ただし、建築物が不燃材料であり、溶接などされており外壁があって開口部がない場合は例外となる。→扉の幅 ※ +保安上有効な距離以上※扉幅が1m未満の場合は、1mとする。 操作を行... -
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経年劣化の原因と対策のまとめ
定義 時間の経過とともに、製品の品質や機能が低下すること 機器の使用期間と事故率の関係 機器の新設当初は、施工不備による故障やトラブルが多く発生するがその後、トラブルや故障は大幅に減る(初期故障期→偶発故障期) 機器の耐用年数が経過したところ... -
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高圧用ヒューズについてのまとめ
定義 ある一定値を超える電流が,ある時間流れたとき,特別に設計された一つ又はそれ以上の可溶部分の溶 断によって,電流を遮断し回路を開放する装置。ヒューズは,装置を構成する全ての部品からなる 引用:JIS-8269 https://kikakurui.com/c8/C8269-1-20... -
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B種接地・D種接地を共用接地にするのがダメな理由
共用接地とは 各種接地工事(A,B,C,D種)の接地線を、共通の接地極につなぐ接地工事のこと。(下図:A参照) 総合接地抵抗値が10Ω以下の場合、A種、C種、D種は、共用とすることができる。→最も低い値が必要なA種の基準値以内に収める 連接接地とは、個別に... -
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変圧器に記載されているDy11についての備忘録
「Dyn」について 「Dyn11」とは、変圧器一次側と二次側の巻線接続と位相角を表す接続記号のこと。「D」は一次側巻線がΔ(デルタ)結線であることを表す。 「y」は、二次側結線がY(スター)結線であることを表す「n」は、二次側結線に中性極(Neutral)... -
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並列コンデンサ設置時のヒューズ選定について
並列コンデンサについて 複数のコンデンサが並列に接続されたときの全体の電気容量を指す。並列に接続されたコンデンサの合成容量は、個々のコンデンサの容量の合計に等しくなる。 並列コンデンサを保護するヒューズ容量の選定は特殊なため選定方法に注意...