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定義
ある一定値を超える電流が,ある時間流れたとき,特別に設計された一つ又はそれ以上の可溶部分の溶
断によって,電流を遮断し回路を開放する装置。ヒューズは,装置を構成する全ての部品からなる
引用:JIS-8269 https://kikakurui.com/c8/C8269-1-2016-01.html
表記用語説明
遮断電流
ヒューズ本体が破壊することなく、安全に溶断して遮断する電流値
定格
ヒューズに表示されている電流及び電圧の定格値
定格電流を超える電流が流れた場合、各々のヒューズが持つ溶断特性(時間経過)によって溶断される。
危険なのはヒューズの遮断電流以上の電流がヒューズに流れた場合。ヒューズが破壊される可能性あり。
定格電圧とは
引用:https://edn.itmedia.co.jp/edn/articles/1704/27/news015_2.htm より
異常電流を遮断できる最大電圧
ヒューズが切れる原因
- 過負荷状態(定格電流を超えた電流である程度超過しヒューズの溶断特性以上の電流が流れた)の場合
- 高負荷、突発的な要因の場合
例)豪雪などによる高負荷状態でのワイパー動作や、障害物等を挟む高負荷運転(ドア、窓開閉等)
テンションヒューズとタイムラグヒューズの違い
高圧カットアウトホルダー内に施設するヒューズのことを「高圧カットアウトヒューズ」という。
- テンションヒューズ
変圧器二次側における過電流耐量が小さく速動形であり、短絡保護を目的に使用する。
- タイムラグヒューズ
変圧器二次側における短絡の保護と過負荷保護を目的に使用する。
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