MENU

LBSアークシュートによる消狐の原理について

LBSは、主接点と補助接点の2つの接点が並列になった構造をしている。

①投入状態では、主接点と補助接点が閉路されている。負荷電流は両方の接点を経由して限流ヒューズに流れている。

②開放操作時、最初に主接点が開放される。
 負荷電流は全て補助接点を流れる。

③遅れて補助接点が開放される、その瞬間補助接点でアークが発生する。

④発生したアークはアークシュート内の細隙効果と冷却効果により消滅する。
 電流が零点を通過時にLBSを遮断される。

⑤補助接点はアークの発生と消弧を担い、主接点に負担をかけない役割を持つ。

目次

アークとは(補足用)

日本語で「電狐」という。
気体分子が電離して荷電粒子になったものでプラズマの一種となる。
2つの電極間に強い電圧が加わると発生し、高温と閃光を伴う。(下図参照)


通常状態で伝導性のない気体中であっても、発生した荷電粒子により電流が流れる。
アーク放電

アーク放電を消滅させることを「消狐」という

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次