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変圧器に記載されているDy11についての備忘録

目次

「Dyn」について

「Dyn11」とは、変圧器一次側と二次側の巻線接続と位相角を表す接続記号のこと。

「D」は一次側巻線がΔ(デルタ)結線であることを表す。

「y」は、二次側結線がY(スター)結線であることを表す

「n」は、二次側結線に中性極(Neutral)が有ることを表している。
「Dyn11」とは、変圧器一次側と二次側の巻線接続と位相角を表す接続記号のこと。

「D」は一次側巻線がΔ(デルタ)結線であることを表す。

「y」は、二次側結線がY(スター)結線であることを表す

「n」は、二次側結線に中性極(Neutral)が有ることを表している。

「11」について

「11」は位相角のこと。三相交流変圧器の場合、巻線の組み合わせ方により位相角は30°単位で変化するため、12時間表示のアナログ時計文字盤になぞらえて一次側の位相を時計文字盤の「12」位置とし、二次側の位相角が30°遅れなら「1」、30°進みなら「11」と表現する。

まとめ

「Dyn11」との結線表記ならば、 一次側デルタ結線、二次側中性極付Y結線の三相四線式変圧器となる。 なお、Y結線の電圧相と中性極との電圧は「相間電圧/√3」となるつため、 相間電圧440Vの場合の電圧相と中性極との電圧は、254Vになる。

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