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B種接地・D種接地を共用接地にするのがダメな理由

目次

共用接地とは

各種接地工事(A,B,C,D種)の接地線を、共通の接地極につなぐ接地工事のこと。(下図:A参照)


総合接地抵抗値が10Ω以下の場合、A種、C種、D種は、共用とすることができる。
→最も低い値が必要なA種の基準値以内に収める

連接接地とは、個別に施設した各種接地極の接地線を接続する工事のこと
(共用接地とは異なる)
(下図:B参照)

なお、B種接地を共用にした場合、短絡電流と同じ電流が流れてしまうため、単独とするほうが良い。
(小さな事業所だとしていない物件が多い)

B種接地を共用にした場合

B,D種の接地を単独接地にするとD種の地絡電流は地面を介してB種接地線に帰っていくため、地絡電流Igは小さくなる。

B.D共用接地にした場合、地絡電流がそのままB接地線に帰ってくるため、トランスの容量で決定される短絡電流に近い大きな地絡電流が流れる危険性がある。

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