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過電流保護協調における動作協調の検討方法まとめ

過電流保護協調とは

動作協調の概要

過負荷や短絡事故が発生したときに、上位保護装置が下位保護装置に先行して動作せず。また変圧器の励磁突入電流や負荷の電流により保護装置が動作しないことが動作協調の基本的考え方となる。

以下の6点を重点的に検討する

①需要家主遮断用CB+OCR or 主遮断用PF の動作特性が配電用変電所OCRの慣性動作特性と交差しないこと

過電流継電器の慣性動作特性とは、継電器が過電流に対してどのように動作するかを示す特性
主に継電器が動作するまでの時間と、過電流の大きさとの関係を表す。

②主遮断用PF が下位高圧ヒューズに先行して動作しないこと

③高圧ヒューズが低圧ブレーカーに先行して動作しないこと

④主遮断用PFが下位OCRに先行して動作しないこと

⑤変圧器単バンクの励磁突入電流により上位保護装置が動作しないこと

⑥負荷の始動電流などにより、上位保護装置が動作しないこと。

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