過電流継電器OCRとは
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誘導形OCRから静止形OCRへ更新するときの注意事項
導形OCRから静止形OCRへ更新の際には、OCR整定値を見直す必要がある。
誘導形OCRの動作時間特性は一般的に反限特性
静止形OCRは複数の特性(超反限時特性や定限時特性など)が選択可能
→更新時にどの特性で運用するか検討する必要がある。
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動作時限特性の種類のまとめ
動作時限測定とは 過電流継電器の試験の際、動作時限測定の欄がある。これは動作電流値の値によってどの程度の時間で継電器が動作するかの値を測定する試験であるなお、…
誤った整定例
誘導形OCRから静止形OCRへ更新したとき、静止形OCRを超反限時特性で使用する際、タイムレバーを反限時
固定である誘導形OCRのまま使用している場合がある。
<理由>
反限時特性と超反限時特性はタイムレバーが同じであっても動作時間が異なるため
→上位・下位の保護装置の動作協調が取れていない条件が発生する可能性
<対策>
静止形OCR更新時には保護協調曲線を作成し、協調を確認したうえで、整定を行う。
参考資料
新電気2025年3月号 コラム「誘導形OCRから静止形OCRへ更新するときの注意事項のまとめ」より引用
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