変圧器– tag –
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電気保安
変圧器やコンデンサに用いられるブッシングについての備忘録
変圧器やコンデンサに用いられるブッシングはこれらの電気機器において非常に重要な役割を果たす部品。 ブッシングを一言で表すと「高電圧を安全に機器の内部と外部とで導通させるための筒状の碍子(がいし)」のこと。 ブッシングの役割と重要性 ① 絶縁(... -
知識
油入変圧器と乾式変圧器の違いまとめ
変圧器についての概略 変圧器は、交流の電圧を変換する電気機器で、主に電力の送配電システムにおいて効率的な送電や様々な電圧レベルの需要に対応するために不可欠な役割を担っている。 使用するメリットとして 電力の効率的な送電高電圧で送電することで... -
電気保安
変圧器のタップ切り替えについての備忘録
変圧器のタップ切り替えとは? 変圧器のタップ切り替えとは、変圧器の巻数比(一次巻数と二次巻数の比)を意図的に変更することで二次側の電圧を調整する機能のこと。これにより、一次側の電圧が変動したり二次側の負荷状況が変わったりしても、二次側の電... -
電気保安
スコットトランスについての基礎知識まとめ
スコットトランスについて概略 スコット結線変圧器の二次側は位相の90度異なった2つの単相回路が得られる。特に、三相の不平衡を避けながら単相負荷に電力を供給したい場合に用いられる。2つの単相負担が等しいとき一次側は平衡三相電流となるため 電源側... -
電気保安
変圧器の接地方式のまとめ(A種接地・B種接地の敷設目的)
変圧器についての概略 変圧器(へんあつき、Transformer)は、交流電力の電圧を、周波数を変えることなく変換する静止誘導機器。電力系統において、発電所から需要家までの送電・配電、あるいは工場やビル内の電気機器への給電において電圧を適切に変換す... -
電気保安
B種接地についての基礎知識まとめ
接地についての概略 接地(せっち)とは、電気設備や機器を大地(地面)に電気的に接続すること。感電防止や電気機器の保護、電気回路の安定化を目的として施設する。 B種接地とは B種接地とは、高圧または特別高圧の電路と低圧電路を結合する変圧器の低圧... -
電気事故
励磁突入電流についての基礎知識まとめ
励磁突入電流について 励磁突入電流(れいじとつにゅうでんりゅう、Inrush Currentとも呼ばれます)とは変圧器やリアクトルなど、鉄心を持つ電気機器に電源が投入された瞬間に流れる一時的で非常に大きな電流のこと。定常状態の励磁電流(機器を磁化するた... -
電気事故
混触についての基礎知識(用語説明)
電気回路において、本来接続されていない異なる回路間が、何らかの原因で電気的に接続されてしまうことを「混触(こんしょく)」と呼ぶ 混触が発生するケース 高圧線と低圧線の混触: 電柱の上などで、強風や落雷などにより高圧線と低圧線が接触してしまう... -
電気保安
変圧器表示(u,v,w Dd0,Dy11 YN1,YNd1,Dzn0,YyOd1)について
変圧器における表示とは 変圧器における表示とは、端子につける記号や配置の仕方、あるいは三相変圧器の位相の表し方などについて定めたもの。 JEC-2200より引用 JEC-2200 は、変圧器の品質と安全性を確保し、製造者と使用者間の共通認識を持つために重要... -
電気保安
モールド変圧器についての基礎知識まとめ
変圧器とは 変圧器は、交流の電圧を必要な大きさに変換する装置のこと。大きく3つの役割がある。(下記参照) 受電電圧の降圧: 電力会社から供給される高電圧(例:6.6kV)や特別高電圧(例:22kV以上)を 施設内で使用する低電圧(例:400V/200V/100V)に...
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