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受電設備容量の算定の備忘録

目次

受電設備容量とは

受電電圧で使用する変圧器、高圧電動機、高圧引出し部分の合計容量(kVA)

高圧電動機は定格出力(kW)をもって機器容量(kVA)とし
高圧進相コンデンサは受電設備容量に含めないものとする。

受電設備容量の算定方法

単相変圧器の場合

●Δまたは Y 結線の場合
郡容量=単相変圧器容量(kVA)×3

(例) 単相変圧器 100kVA が 3 台の場合
100kVA×3 台=300kVA

V 結線(同容量変圧器)の場合

郡容量=単相変圧器(kVA)×2×0.866

(例) 単相変圧器 100kVA が 2 台の場合
100kVA×2 台×0.866=173.2kVA

変則 V 結線(異容量変圧器)の場合

郡容量=電灯動力用変圧器容量(kVA)-電力用変圧器(kVA)+電力用変圧器(kVA)×2×0.866

(例) 電灯動力用変圧器 100kVA と電力用変圧器 50kVA の場合
100kVA-50kVA+50kVA×2 台×0.866=136.6kVA

高圧誘導電動機がある場合
1 出力(馬力)×87.8%
2 出力(kW)×117.6%
(例) 100kW の 3 相誘導電動機がある場合
100kW×1.176=117.6kVA

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