測定機器– category –
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三菱製地絡方向継電器MDG-A1V-Rの試験方法まとめ
地絡方向継電器とは 各部名称 ①数値表示用LED 表示選択用切替スイッチ④を用いて以下の表示することが可能●Vo計測…残留Vo試験入力を1.0~12.0%まで表示可能●自己記録Vo…1.0~100%まで表示可能●I0計測…残留Io、試験入力を0.05~1.50Aまで表示可能●位相計測…V... -
三菱製 過電流継電器(MOC-A1V-R)の試験方法と特性のまとめ
過電流継電器とは 三菱製 過電流継電器(MOC-A1V-R)の概略 静止型(ディジタル系)の過電流継電器。過電流要素2相分を1台に収納しており、過負荷・短絡事故を保護するもの 過負荷事故→限時要素短絡事故→瞬時要素で保護を行う。 三菱製 過電流継電器(M... -
簡易絶縁監視装置付SOG(戸上製)についての備忘録
高圧絶縁監視機能付方向性SOG制御装置とは PASに内蔵されている地絡検出装置(ZCTとZPD)で検出される零相電圧Voと零相電流IoをSOG制御装置部の設定値より低く、動作時間を短く設定することにより、微地絡を検出して警報を発する高圧絶縁監視の一種 導入メー... -
地絡方向継電器(DGR)についてのまとめ
地絡方向継電器(DGR)の概略 DGR(Directuional Grand Relay) 保護目的:漏電・波及(もらい)事故の相互防止 地絡方向継電器(DGR)とは 電気設備の電路や設備で絶縁劣化や樹木などとの接触、低圧電源との接触(混触)の発生時には、感電や機器故障が想定... -
地絡方向継電器(DGR)の動作原理についての備忘録
地絡事故が発生するとZPDに発生する零相電圧VoとZCTで検出する零相電圧I0の方向(位相)は自己回線では事故電流が電源側から負荷側に向かって流れるが、他回線では負荷側から電源側に向かって流れる。 このことを利用して事故の発生した回線のみを「地絡方... -
過電流継電器K2CA-Dの試験方法まとめ
過電流継電器とは 過電流継電器K2CA-Dの概略 過電流継電器K2CA-Dの単体動作特性試験方法 試験前の注意事項 試験を行う場合、主回路は必ず停電していることを確認の上、実施すること。 動作電流試験配線図(形K2CA-DO3-R2 R相動作電流測定の場合) ※配電盤... -
コンデンサ引き外し装置についての備忘録
コンデンサ引き外し装置とは VCBの引き外し方式の1つに「電圧引き外し方式」が存在し、トリップコイルへの制御電源(交流電源使用)の際に使用される装置のこと。(現場での略称「コントリ」) コンデンサ引き外し装置を用いる理由 真空遮断器の引外し(電... -
VCBの消弧原理まとめ
VCBとは VCBの消弧原理まとめ VCBの開閉接点は下図のように真空バルブと呼ばれる円筒形の絶縁用器の中に入っている。真空バルブ内部は通常10^-5Pa以下の高真空に保たれており、この中で接点の開閉が行われている。 電流の遮断順序 ①真空中で電極を開放する... -
零相電圧検出装置(ZPD)の地絡電圧監視についてのまとめ
零相電圧検出装置(ZPD)の要約 高圧線は大地に接続(接地、アース)されていないため正常な状態では三相の合成電圧と大地間には大きな電圧変化は発生しない。しかし、地絡が発生すると三相の合成電圧と大地間に大きな電圧変化が発生する。ZPDは高圧線と大... -
DCC 放電コイルについての備忘録
進相コンデンサ用放電コイルとは コンデンサを回路から切り離しても、内部には電荷が残留しており、この状態で保守点検や再投入をするのは非常に危険。 放電抵抗付高圧進相コンデンサの場合通常コンデンサ開放5分後に残留電圧は50V以下になるが、放電コイ...