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kW(キロワット)とkWh(キロワットアワー)の違いまとめ

kW(キロワット)とkWh(キロワットアワー)は、どちらも電力に関する単位であるが、
表す意味が異なる。

目次

kW(キロワット)

電力の単位。

ある瞬間にれくらいの電気を使う能力があるか、またはどれくらいの電気を生み出す能力があるかを表す。
例:水の流れる勢いのようなもの。

電化製品の消費電力や、発電設備の発電能力を表すのに使われる。
※1 kW = 1000 W(ワット)。

kWh(キロワットアワー)

電力量の単位。

ある時間に使われた、または発電された電気の総量を表す。
例:ある時間で流れた水の総量のようなもの。

電気料金の計算や、バッテリーの容量などを表すのに使われる。

1 kWh は、1 kW の電力を1時間使用(または発電)したときの電力量。

電力量(kWh) = 電力(kW) × 時間(h)

まとめ

単位表すものイメージ使われる場面
kW電力(瞬間の能力)水の流れる勢い電化製品の消費電力、発電設備の発電能力
kWh電力量(総量)流れた水の総量電気料金、バッテリー容量、消費電力量など

具体例 

  • 1000W(1kW)のドライヤー1時間使うと、1kWhの電力を消費。
  • 5kWの太陽光発電システム2時間発電すると、10kWhの電力を発電。

このように、kW は瞬間的な電気の能力、kWh はある時間における電気の総量を表すという違いがある。

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