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過電流定数についての備忘録

目次

過電流定数について

通常、CTは一次電流が増加すると、比例して二次電流も増加する。
短絡電流のような大電流が流れる場合、二次電流が一次電流に比例せず、一次電流が大きくなるほど二次電流との誤差が大きくなる

結果、OCRが動作しない恐れがある
この動作がー10%以内に収まる一次電流と定格一次電流の比を過電流定数という。(nで表す)

具体例

CT変流比:100/5A

過電流定数n=20

定格一次電流100Aの20倍の2000Aまでは誤差が-10%以内である。

メーカーによる説明

過電流定数とは、高圧変成器使われる用語になります。
一次定格周波数および二次負担で、変流比誤差が-10%になる時の一次電流を定格電流で除した値です。 過電流定数は過電流継電器と組み合わせて使用する場合に必要となります。

引用:https://www.fujielectric.co.jp/technica/beans/05.html 
   富士電機「CT(変流器)・VT(計器用変成器)のワンポイントアドバイス」

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