-
電気事故
停電発生時の原因調査(フローチャート付)
停電種別の確認フローチャート 停電種別の各対応方法について 受電電圧の確認 停電発生時に最初に確認することは、受電電圧の確認。電圧計を設置している場合はそれを用いて確認、未設置の場合は高圧用検電器で確認を行うこと。 受電電圧が三相とも正常の... -
知識
波及事故と対策(SO動作とG動作について)
波及事故について 需要家内の高圧受変電設備などで起きた事故が原因で、電力会社の配電線を停止させ、同系列の配電線から受電しているビル、工場など第三者の電気設備を停電させる事故のこと。このような事故は、影響範囲が病院や交通機関システムなどの重... -
知識
絶監についての不具合やまとめ
絶縁監視装置とは トランスの温度異常の監視 停電の監視 漏電の監視 上記3つの異常を感知した場合、センターや担当技術者にリアルタイムで発砲される。なお、使用機器のメーカーのホームページで設置する住所や受信メールアドレスを設定する必要がある。 ... -
知識
キュービクル周辺の安全管理について
キュービクルの点検を行う理由 キュービクルの設置には、電気事業法で定められた基準を満たす必要がある。主な必要な事柄として 火災予防条例による建物との距離の確保 点検が容易な空間の確保 などがある。 離隔距離の確保: 高圧受電設備としてのキュービ... -
電気保安
DGR試験機メーカーの試験時動作位相各まとめ
DGR動作原理とメリット DGR(地絡方向継電器)は、電力システムにおける地絡事故を検出し、適切な保護を提供するための装置のこと。 動作原理 零相変流器(ZCT)と零相電圧検出装置(ZPD)を使用して、地絡事故電流を検出する。 地絡が発生すると、三相の... -
知識
停電発生時の対応まとめ
停電発生時の対応 停電発生の対応を下図に記載 非常用予備発電機が設置されている場合 非常用予備発電装置が設置されている施設では、まず運転状況と送電範囲を確認することが重要です。非常用予備発電装置には、施設内の保安用電源や、停電時に大きな被害... -
知識
零相変流器(ZCT)についての点検方法や注意点まとめ
零相変流器(ZCT)の要約 通常、電路の電流は単相でも三相でも行き帰りは同じ(下図参照)地絡事故が発生すると大地に電流が流れるため、行きと帰りに差ができる。この差によりZCTに磁束が誘起し二次側に電流が流れる。継電器は、その電流が設定した動作値... -
電気事故
ケーブルシールド(遮蔽層)の接地施工について
ケーブルシールドの接地方法 ケーブルシールドの接地方法には片端接地と両端接地の2種類ある。一般的には片端接地が採用されているがケーブル亘長が長くなると両端接地が採用されて場合もある。 両端接地がおススメできない理由 ZCTの電源側、負荷側両方... -
電気事故
ムサシ製と双興製の位相特性試験機(DGR試験機)の整定ボタンの機能性の違いについて
整定ボタンとは DGR(地絡方向)試験器の動作時間試験を行う際に、電流値や電圧値、位相差などを所定の値に設定する際に用いるボタンのこと。 メーカーによって意味合いが少し異なり、事故のもとになるため、注意する必要がある。 ムサシ製DGR試験機 設定... -
知識
動作時限特性の種類のまとめ
動作時限測定とは 過電流継電器の試験の際、動作時限測定の欄がある。これは動作電流値の値によってどの程度の時間で継電器が動作するかの値を測定する試験であるなお、各継電器メーカーが出している判定基準をもとに継電器が故障していないか判断する。 ...