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マーレーループ法についての基礎知識まとめ

マーレーループ法とは、地中などに埋められた電気ケーブルが傷つき
電気が地面に漏れてしまう「地絡事故」が発生した際
その事故地点がどこなのかを特定する測定方法。

電気回路の「ホイートストンブリッジ」の原理を応用しており
高い精度でピンポイントに事故位置を割り出すことができる。

目次

高圧CVケーブル 地絡事故点の探査方法

地絡点の測定方法

図:高圧ブリッジ形ケーブル事故測定装置 形式:I018

地絡ケーブルの仮復旧を行うにはまず「ケーブルが、どの地点で地絡しているのか」を測定する必要がある。
この地絡点を測定する方法として、「マーレーループ法」を利用した
ケーブル事故点探査装置などを使用する。

ケーブル事故点探査装置(マーレーループ法)

図:ケーブル事故点探査装置の結線

ケーブル事故点探査装置は、ケーブル全長の何%地点に事故点があるのか測定するもの。
1線地絡した高圧ケーブルの事故点を探査する場合
地絡している高圧ケーブルの事故心線とそのほかの健全な心線を使用して
ブリッジ回路を構成し、ブリッジ平衡条件により事故点までの距離をパーセント(%)で測定する。
(上図参照)

図:可変ダイヤルのメモリ

図:事故点の距離換算

ケーブル事故点探査装置は、可変ダイヤルにケーブルの近端(探査器側)を0%
遠端(探査装置と反対側)を100%として目盛が刻んであり
この可変ダイヤルを調整して平衡した位置の目盛にケーブルこう長L[m]を乗じることで
ケーブル事故点までの距離を算出することができる。
(上図参照)

具体例

ケーブルこう長L[m]が600m
可変ダイヤルの目盛が20%(0.2)と測定された場合の事故点は
以下のように算出される。

事故点までの距離 L[m] 

L= 600[m] × 0.2 = 120[m]

マーレ―ループ法の測定原理

事故ケーブル1相と他のケーブル1相に測定辺抵抗を接続してホイートストンブリッジを構成する。
この回路に直流電圧を課電してブリッジの平衡条件と導体抵抗が
ケーブルの距離に比例することから事故点xまでの距離を測定する。

参考資料

新電気2022年9月号「現場の電気保安実務 第197回 高圧CVケーブル地絡事故の復旧について」より引用

https://www.fujikura-dia.co.jp/products/fault/i018.php
フジクラ・ダイヤ・ケーブル 高圧ブリッジ形ケーブル事故測定装置より引用

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