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VTとZVTの違いについての備忘録

VT(計器用変圧器)とは

計器用変圧器(VT:Voltage Transformer)は、高電圧回路の電圧を計器や継電器で扱いやすい電圧に変換する機器

計器用変圧器の主な役割として、高電圧を低電圧(通常は110V)に変換し、計器や継電器での測定・制御を可能にしする。
また、高電圧回路の電圧を測定可能な範囲に変換することで、様々な電圧レベルの測定を可能にする役割を持つ。

ZVT(零相計器用変圧器)とは

ZVTはZero-phaseVoltageTransformerの略
日本語で零相計器用変圧器と呼ばれている。
コンデンサ形のZVTで、コンデンサ部と検出部から構成されている。
ZVTは下図のようにY結線のコンデンサCを各相に接続し、その中性点は検出用コンデンサC0を介して接地している。
各相の対地電圧が等しければ、検出部のコンデンサ(C0)には電圧が発生しませんので出力も零となる。
しかし、地絡事故などが発生し、各相の対地電圧のバランスが異なると電圧が発生する

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