過電圧継電器とは
電圧が設定値を超えたときに警報を鳴らしたり、しゃ断器を引きはずしたりする継電器。
発電機などの故障による電圧の上昇を検知して、負荷側の系統や機器を保護する役割がある。

K2ZC-K2VA-Nの特徴と定格使用まとめ
●本継電器は1相検出
定格

性能

ZC-K2VA-Nの表面パネルと端子配置図

K2ZC-K2VA-Nの外部接続例

K2ZC-K2VA-Nの構造と内部結線図
ブロック図

入力電圧は内部の抵抗器によって降圧され、フィルタ回路で高周波と高調波成分を除去して基本波成分を取り出す。
その後、A/D変換器でデジタル信号に変換される。

デジタル化された電圧データは、マイクロコンピュータにて動作整定値と比較演算処理される。
結果、電圧データが動作電圧整定値以上であった場合タイマー処理を行い、規定時間以上継続すると、出力リレーが動作し動作表示が点灯する。
K2ZC-K2VA-Nの整定例
各要素タップ値は、下記のように整定
●過電圧整定
通常の電圧変圧範囲より高い値に整定(目安定格電圧の110~120%)
●動作時間整定値
短時間電圧変動で、不必要動作をしない動作時間整定(目安0.5~2秒程度)
K2ZC-K2VA-Nの試験回路と判定基準
試験回路例

試験時に継電器を動作させるための制御電源DC24V をS1,S2 に供給する必要がある。
試験方法
●過電圧動作試験
試験電圧を徐々に上げ、継電器の過電圧検出表示LEDが点灯した時の電圧を読む。
●動作時間測定
スライダックの出力に下図の回路を挿入。
スイッチ(SW)を閉じ、継電器端子に印可される電圧が過電圧設定値の 120%となるように
スライダックの出力電圧を調整。
(試験電圧作成)
スイッチ(SW)を開き、継電器端子に印加される電圧が110V になるようにスライド抵抗を調整します。
(基準電圧作成)
スイッチを閉にして、動作時間をサイクルカウンタで測定

判定基準
動作電圧 整定値の±5%
動作時間 整定値の±10%(最少誤差±50ms)
参考資料
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.fa.omron.co.jp/data_pdf/mnu/sgte-704e-1_k2zc-n.pdf?id=840
オムロン ユーザーズマニュアル K2ZC-N 分散型電源対応系統連系用複合継電器
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