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充電状態での断路器開放が禁止な理由

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断路器の特徴

電流が流れていない電路を開閉するための、機器でディスコンとも呼ばれている。
文字記号は「DS(Disconnecting Switch)」
断路器には短絡電流を一定時間、異常なく流せるだけの耐量は確保されているため、短絡時に断路器部分が損傷することはない。

施設時の注意事項

断路器は、負荷電流が通じているときは開路できないように施設すること
例)VCBとのインターロックができるようにする。

開閉操作を行う箇所の見やすい位置に、負荷電流の有無を示す装置もしくは、電話器その他の指令装置を設け、又はタブレットなどを使用することにより、負荷電流が通じているときに回路の操作を行う事を防止すための措置を講ずれば、上記の施設はしなくでもよい。

施設時や更新時に垂直面に取り付ける際は、横向きに取り付けてないか必ず確認すること。

日常点検

  • 投入状態の確認
  • 過熱・発錆・変形等を点検する。

理由

遮断機が投入状態で、断路器による負荷電流を開放しようとすると、端子間にアークが発生する。(断路器に過負荷や短絡電流の消弧機能はない
飛散したアークが極間や大地に渡ると、アークを通じて短絡や地絡事故につながる。

対策

断路器開放前には主遮断機の開放を確認(目視及び、検電器による検電実施)を忘れないようにする。

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