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サージ電圧
電気回路などに瞬間的に定常状態を超えて発生する「大波電圧」のこと。
短時間に大きな電流変化があるほど、また回路のインダクタンスLが大きいほど、サージ電圧は大きくなる。
問題となるのは、電気機器などの回路の絶縁を破壊するレベルの高電圧とこれに伴う大電流(サージ電流)である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%B8%E9%9B%BB%E5%9C%A7
Wikipedia「サージ電圧」より
サージの種類は雷サージ,開閉サージの他,直流回路サージ,地絡サージがある。
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.energia.co.jp/eneso/kankoubutsu/review/no41/pdf/41_p18.pdf
送配電線路における過度現象(サージ)より画像引用
雷サージ
・電気所の母線,接地線などに雷サージ電流が流れ,近接する制御ケーブルに誘導により移行する。
・計器用変成器の一次側雷サージ電圧,電流が二次回路に誘導により移行する。
・電気所の接地系に雷サージ電流が流入し,流入点の接地電位が上昇,近接する制御ケーブルに誘導により移行する。
主回路開閉サージ(低圧ブレーカ開放時に発生)
・遮断器や断路器の開閉で主回路に発生した開閉サージが計器用変成器の二次回路に誘導により移行する。
・GIS 機器において,発生した開閉サージが接地電位を変動させ,近接する制御ケーブルに誘導により移行する。
直流回路開閉サージ
・低圧制御回路である直流回路の容量性や誘導性の負荷を接点で開放するときに発生する。
地絡サージ
ケーブル系統における地絡事故初期のサージ電流が計器用変成器の二次回路に誘導により移行する。
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