MENU

コンデンサ内微量PCB検査のための油抜き取り方法①(ドリルで穴を開ける場合)

目次

進相コンデンサについての概略

進相コンデンサは
交流回路において力率(りきりつ)を改善するために使用されるコンデンサのこと。
別名「力率改善コンデンサ」とも呼ばれる。

進相コンデンサは
交流回路において力率(りきりつ)を改善するために使用されるコンデンサのこと。
別名「力率改善コンデンサ」とも呼ばれる。

コンデンサは、誘導機器と異なり電流が電圧よりも進むので、進み力率になり、進み無効電力を消費する。
このため、下左図のように回路にコンデンサを並列に接続することにより遅れ無効電力を打ち消すことができる。
これにより、下右図のように力率が改善される。

左図:コンデンサの並列接続

油を抜き取る際の注意事項

予め対象コンデンサは放電等を行い、残存電荷がないことおよび外観上に
異常な膨らみや油漏れ等の無いことを確認すること。

作業に当たっては環境・安全面に十分配慮し
二次汚染や災害などが起こらないよう措置を講じること。

対応措置

●保護手袋・保護メガネを必ず着用すること。
●作業中の油こぼれや飛散を想定し、ナイロン袋やシートで養成すること。
●作業により油汚染したウエスや養成品は、二次汚染しないように保管すること。
●油調査の結果、微量PCB含有が判明した場合は
対象コンデンサと同様、作業により油汚染した物はPCB含有・特定管理産業廃棄物として厳重保管すること。

封印栓を一度開封した製品は、再び使用することはできない。

高圧用零相電圧検出用コンデンサ( ZPC-1/ZPC-1S)の場合

必要な工具

●電気ドリル(ドリル 3.2mm)
●ナベネジ (M4×10)
●スポイトまたは注射器・針
●接着剤(エポキシ系)またはゴムパッキン
●エポキシ樹脂系接着剤(市販のもの)
●タップハンドル(タップ M4)
●ビニール袋(コンデンサを入れる少し大きめの袋)
●ビニール手袋
●ウエス

作業手順

①コンデンサをビニール袋に入れる
※ビニール袋に穴が開いていないか確認すること

②封印孔にドリルで穴を開ける(3.2mm)

コンデンサ内部には、絶縁油が隙間なく重鎮されているので
油が漏れ出てくる可能性がある。
漏れた油はウエス等で拭き取ること。

③絶縁油を採取する。
※スポイト or 注射器などを使用する。

④3.2mmの穴にM4のタップをたて、ゴムパッキンまたはネジに接着剤を
 つけてネジ止めを行う。
 接着剤はネジロック(ビニール系)でゴムパッキンは1~3mm厚程度

⑤表面の油はふき取ること。

参考資料

chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.hikari-gr.co.jp/dcms_media/other/download03.pdf
2007 年 9 月 14 日光商工株式会社 茨城工場
技術部分室 技術グループ
零相電圧検出および接地コンデンサ封入油 【微量PCB検査のための油抜き取り方法】より引用

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次