目次
設置者への問診
保安業務従事者は点検時に、日ごろから電気機器を使用している従業員や設置者に、建物内の電気設備に異常がなかったかの問診を行う。
例)使用している電気設備から、異音・異臭がする
以前、使用できないコンセントがあった。
保安業務事業者は問診により得た情報を月次点検に活用する。
電気機器の故障の可能性が考えられる場合、設置者の許可を取り調査し、場合に応じて臨時点検の計画を立てる。
機器の増設が行われた場合、竣工検査と同様の点検を実施し、施工不良がないかの確認を行う。
DS(断路器)について
充電された電路を開放するために使用される。
負荷電流の遮断はできないため、電路に負荷電流が流れていないことを確認してから、断路器を開閉操作を行うこと。
断路器の主な種類として、単極形と3極形の2種類がある。
DSの外観点検
断路器操作時のポイント
●断路器の開閉操作は、フック棒の安全表示以内の握り棒を持って行うこと。
●断路器の投入状態で、フック穴以外の可動部をフック棒で引っ張ってみる。
(ラッチのひっかかり状態の確認)
●断路器の操作順序は、断路器の開放する場合は遮断器の開放後に。
断路器の投入時には遮断器の投入時前に行う事。
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