目次
設置者への問診
保安業務従事者は点検時に、日ごろから電気機器を使用している従業員や設置者に、建物内の電気設備に異常がなかったかの問診を行う。
例)使用している電気設備から、異音・異臭がする
以前、使用できないコンセントがあった。
保安業務事業者は問診により得た情報を月次点検に活用する。
電気機器の故障の可能性が考えられる場合、設置者の許可を取り調査し、場合に応じて臨時点検の計画を立てる。
機器の増設が行われた場合、竣工検査と同様の点検を実施し、施工不良がないかの確認を行う。
PC(高圧カットアウト)について
PC内にヒューズを挿入して、300kVA以下の短絡保護及び過負荷保護装置として使用する。
また、ヒューズの代わりに素通し線を挿入することで、避雷器の1次側開閉器としても使用することがある。
(断路器の代用として使用)
PCの外観点検
保守点検のポイント
・点検の際に、溶断表示筒(赤色)がでているか確認する。
・ヒューズの予備は3本1組として保管する(交換時は3本全て交換すること)
・PCは操作上、垂直方向に対し約30°傾斜して取り付ける(推奨)
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