目次
概略
構造 Δ結線の巻き線の一相分を強化して、単相と三相の共用としたものです。異容量Y-Δ結線とも呼ばれる。
ダブルパワー変圧器=1 台で単相と三相を発生する灯動共用変圧器
(メーカーによって呼び名がいろいろある)
↓ は変圧器の結線図
u-wは強化されて、灯動共用相巻線として使用されています。B種接地は共用相の中央点に取られているが、接地用o端子として別途引き出されているので、二次端子はu,v,wとoの4端子になる。
右写真の手前がo端子で、緑色のB接地線が接続されています。間違えて三相部の端子でv相ors相に接地を取らないことが重要。
ダブルパワー変圧器のメリット
単相負荷と三相負荷の相互関連 単相と三相の負荷分担はV結線同様に相互に影響します。
現地での変圧器組み合わせではなく、メーカでの完成品として出荷されるため、可能な負荷分担が特性図(負荷分配曲線)として示されています。(下図参照)
図から単相と三相が相互に関係していることが分かる。
例)公称容量200kVAの場合は、単相が67kVA以下では三相と合わせて200kVAだが、67kVA以上になると三相が制限されます。単相83kVA では三相100kVAとなり、全容量も183kVAに制限される。
絶縁監視装置設置時のZCTのつけ方
Q.コンビネーショントランスの絶縁監視をするための接地線ZCTの設置は「電灯」「動力」どちらの設定ですればいいのか
A.
回答はマルチ計測器の会社で接地予定の絶縁監視装置はLS-5S及びLS-5SIRV
参考資料
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/http://hanasaka.life.coocan.jp/denki/Vketu.pdf
灯動共用V結線変圧器の運用と容量計算より引用
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